夜勤って寿命が縮むって言われているけどほんとなのかな・・・・
夜勤で寿命が縮む理由を知りたいな
寿命が縮まないようにするにはどうさうればいいのかな・・・・
こういった疑問にお答えしています。
レ本記事の内容
夜勤で寿命が縮む理由
夜勤で寿命が縮む理由は以下の通りです。
・脳梗塞・心筋梗塞のリスクが高まる
・夜勤で太りやすくなる
・夜勤でストレスで酒・たばこが多くなる
・夜勤は病気のリスクが上がるとされている
・そもそも夜勤で寿命が縮むという研究もある
脳梗塞・心筋梗塞のリスクが高まる
夜勤をやると、脳梗塞、心筋梗塞になりやすくなります。
◎夜勤でリスク最大
カナダ・ウェスタンオンタリオ大学疫学・生物統計学部のManav V. Vyas氏らは、これらの関連性を検討した34研究について解析を行った結果、シフト勤務者では日中勤務者に比べて心筋梗塞のリスクが23%、脳卒中リスクが5%高いと、7月26日付の英医学誌「BMJ」(電子版)に発表した。
心筋梗塞は6,598人、心臓の周りにある冠状動脈の病気による事故(冠イベント)は1万7,359人、脳卒中は1,854人に認められた。
シフト勤務者は日中勤務者に比べ心筋梗塞リスクが23%増、脳卒中リスクが5%増、冠イベントリスクが24%増と、いずれも上昇していた。
出典 エキサイトニュース
夜勤を続けると約2割は脳梗塞・心筋梗塞のリスクが高くなりますよね・・・・
夜勤で睡眠不足・免疫力が落ちますし、どうしてもストレスでたくさん食べたり、酒・たばこが多くなりがちです。
そうなれば、さらにこういった、血管に負担がかかる系の病気のリスクは高くなってしまいます。
私の父も長年夜勤をやっていましたが、やっぱり心筋梗塞、脳梗塞やっています。(心筋梗塞は50代で仕事中になりました。脳梗塞は定年した61歳のときになっています)
父はちょっとした体のマヒくらいで助かっています。リハビリして日常生活は遅れるようになっています。とはいえ、そのまま亡くなってしまう方もいますし、マヒがたくさん残ってしまう方もいます。
夜勤の脳梗塞・心筋梗塞のリスクについては夜勤をやると脳梗塞・心筋梗塞のリスクが高まる理由【予防法あり】の記事にくわしく書いているのでどうぞ。
夜勤で太りやすくなる
夜勤をすると、睡眠不足から掘るものバランスがくずれて、どうしてもたくさん食べたくなってしまいます。
睡眠不足になると、脳内にあるホルモンで、食欲を少なくするホルモンの「レプチン」がへって、食欲が大きくなるホルモンの「グレリン」がふえるからです。
こうなると、たくさん食べてしまいます。・・・・そうすると太ります。
太れば、やっぱり高血圧だったり糖尿病だったりと病気になりやすいのは、だれでもわかることですからね・・・・
夜勤で体に負担がかかってる上に、太ってしまっていれ寿命がへるのはしょうがないことですね・・・・
※夜勤で太ってしまう理由などは夜勤で太りやすい理由と対策方法【ホルモンやビーマルワンが関係する】の記事にくわしく書いているのでどうぞ。
夜勤でストレスで酒・たばこが多くなる
夜勤をやっていると、酒・たばこをやる量が多くなります。
夜勤のストレスからなんですが、夜勤をやってる人は、お酒の量がかなり多い人もいますし、タバコを吸ってる人も多いです。
特にタバコにあるニコチンを吸うと頭の中に「ドパミン」という「快楽物質」が出ててきます。夜勤でストレスがたまると、この「ドパミン」がほしくなり、さらにタバコを吸ってしまいます。
タバコを吸うと70歳での生存率が20%以上低くなります。
くわしくは「タバコも寿命が縮む」をごらんください。
夜勤は病気のリスクが上がるとされている
夜勤をやると、睡眠不足から免疫力が少なくなって、どうしてもガンのリスクも高くなります。
夜勤でがんのリスクが高く成るソース
レ国際がん研究機関(IARC)による発がん性リスク
レ看護師の乳がん発生リスク
出典 看護師の夜勤・交代制勤務に関するデータ
看護師のデータですが、やはり、がんのリスクはどうしても高くなります。夜に眠らないことは体に大きな負担がかかります。
夜勤をやると糖尿病のリスクが高くなるソース
夜勤をすると、糖尿病のリスクも上がるというデータがあります。
レ夜間シフトの多い看護師でも糖尿病の発症率が上昇
ハーバード公衆衛生大学院の夜間シフトの多い看護師を対象とした調査
糖尿病の発症リスクはローテーション勤務期間に比例して上昇し、ローテーション勤務が3〜9年の女性では20%、10〜19年の女性では40%、20年以上の女性では58%、それぞれリスクが上昇していた。
出典 糖尿病ネットワーク
夜勤をやると、睡眠不足でホルモンバランスがくずれるので、食欲を増すホルモンの「グレリン」が増えてついつい甘いものなどを食べてしまいますからね・・・・・
参照 グレリンについては夜勤は睡眠不足とストレスで食べる量増えやすいにくわしく書いてるのでどうぞ
そもそも夜勤で寿命が縮むという研究もある
夜勤では寿命が縮むというストレートな研究報告もあります。
長期間にわたって頻繁に昼夜が逆転して体内時計が乱されると、死亡率が高まる傾向にあることを、京都府立医大の研究チームがマウスの実験で明らかにした。
人間でもシフト勤務の職場は多いが、シフトの組み方によって体の負担や体内時計の乱れを減らせる可能性があるとしている。国際科学誌に発表した。
出典 朝日新聞デジタル
個人差もありますが、平均を見ると、夜勤は確実に寿命が縮みます。
このサイトで何度か書いていますが・・・・
私の勤めていた工場で定年まで現場で夜勤をやり続けていた人は、定年退職したあと、60代で
心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・がんなどで亡くなる人が多かったです。
最近では平均寿命は男性でも80歳を超えていますが、夜勤を定年までやってた人・・・は
夜勤を40年くらいやってたってことです。
それくらいやると、やはりかなりの体へのダメージがあるっていうのは、しょうがないことなのでしょう。
夜勤での寿命が縮まないようにする対策
夜勤をやめない限り、自分の体は自分で対策するしかありません。
夜勤をすることが、すでに体にかなり負担がかかってるので、なるべく「体の負担を軽くする」ことをやっていくしかありません。
やれることはシンプルですが、夜勤をやってる体の負担を軽くしてきましょう。
寿命が縮まないようにする対策は以下の通りです。
・食事にきをつける
・酒・たばこを少なくする(やめる)
・軽めの運動をする
・仕事を夜勤のない仕事に変える
睡眠をしっかりととる
夜勤をすると、どうしても睡眠不足になって、体に負担がかかってしまいます。
夜勤をやってるときでも、なるべく睡眠時間を取って、体の負担を軽くしていきましょう。
夜勤でのなるべく質のイイ睡眠をとる方法は夜勤で質のイイ睡眠を取るコツ【仮眠・サングラス・カーテンの重要性】の記事でくわしく書いてるのでどうぞ。
食事にきをつける
夜勤をやっていると、ついつい外食が多くなったり、コンビニ弁当とかで済ませてしまうことが多いですよね。
夜勤で負担がかかってるからあだに、てんか物が多い外食はコンビニ弁当は、ダブルでからだにふたんをかけます。
夜勤のストレスでお菓子をたくさんたべたくなったりもしますよね・・・・・
とはいえ、夜勤をやりながら、体に悪いモノを食べるのは、寿命がかくじつに縮みます。
できれば、夜勤中に間食とかは少なくして、なるべく自炊して、弁当やおお菓子はひかえめにしていきましょう。
夜勤の食事についての記事
夜勤の食事についての記事は以下の通りです。
夜勤で太らない・体にイイおススメのお菓子【体に悪いお菓子もご紹介】
一人暮らしの夜勤で疲れてるときの自炊方法 体に悪い外食は少なくしよう
夜勤明けの食事で食べていモノ悪いモノ【簡単に作れるメニューあり】
酒・たばこを少なくする(やめる)
夜勤をやってる人はやっぱり、酒・たばこをやる人がかなり多いです。
夜勤をやってると。
・夜勤の仲間が酒・たばこをやってるので、自分もいいかな・・・・とおもってついつい量が多くなる
こういった感じで酒たばこやってる夜勤者多いです。私の勤めてる工場では8割くらいの人がタバコ吸ましたし・・・・
酒・たばこは説明する必要がないくらい寿命を確実にちぢめるので、できれば少なくする(やめる)ようにしていきましょう。
夜勤者が酒・タバコを吸いたくなる理由は夜勤でタバコが吸いたい 寿命がメチャ縮む理由とタバコをやめる方法
夜勤をやると酒を飲みたくなる理由と酒を減らしたほうがいい理由
の記事にくわしく書いてるのでどうぞ。
軽めの運動をする
夜勤をやってると、ついつい仕事だけで、後は寝ている・・・・というふうになりがちです。
夜勤で疲れた体を回復するためには、あまり出歩かないほうがイイのですが、あまりに運動不足になって、太ってしまう・・・というのは寿命を縮めます。
あまり心臓に負担のかかる激しい運動は、夜勤をやってる人にはおススメできません。(わかいうちはいいんですが、30代を超えたあたりからは、あんまり激しい運動はさけたほうが無難です)
仕事を夜勤のない仕事に変える
夜勤は20代くらいはいいんですが、30代くらいから、本当のつらくなってきます。
夜勤での睡眠不足・ストレスでたくさん食べる、ストレスで酒たばこをやる・運送不足・・・・
寿命を縮める要素がほとんどそろっているの夜勤の仕事です。
もし、今の仕事が「どうしてもやりたい仕事」ならしかたないですが、そうでない場合は、夜勤のない仕事に変えることを考えてみるのも一つの方法です。
夜勤のない仕事の求人を探す方法は夜勤のない仕事の求人の探し方【夜勤のない業界】の記事にくわしく説明してるのでごらんください。
まとめ
夜勤を続けるのは、寿命縮めてしまう・・・・・というのはさけられないことです。
なるべく体をいたわりながら、夜勤を続けていくことがとても大切です。
体がわるくなって、大きな病気になってしまったら、働けなくなってしまいますから・・・・
夜勤をやってる方はあまり無理をしないで、仕事をやっていってください。体が健康だからしごとがきるわけで、大きな病気になったりしたら、仕事どころではなくなってしまいますからね。