社長・役員へのパラハラの仕返しはダメ・会社を辞めたほうがイイ理由

社長・役員へのパラハラの仕返しはダメ・会社を辞めたほうがイイ理由

会社の社長・役員からパワハラをされている

仕返ししたいけど、仕返しして大丈夫かな?

仕返ししてメリットがあるのかな?

こんな会社にいるのもつらいし転職したほうがイイのかな?

こういった疑問にお答えしています。

本記事の内容

社長・役員へのパラハラの仕返しはダメ・会社を辞めたほうがイイ理由

社長・役員へのパラハラの仕返しはダメ・会社を辞めたほうがイイ理由

社長・役員といった経営者クラスへのパワハラの仕返しはやめたほうがイイ、会社は辞めたほうがいいです。理由は以下の通りです。

・社長・役員のパワハラの仕返しをしてもどのみち退職になるから
・仕返しが成功してもあなたのメリットが少ないから
・仕返しせずにさっさと会社を辞めたほうがストレスがたまらないから
・社長・役員などがパワハラする会社にいても意味がないから

社長・役員のパワハラの仕返しをしてもどのみち退職になるから

社長のパワハラに仕返ししても、仕返しが成功してもその会社では働けないです。

理由は社長に仕返ししたら、その会社では働けないですよね・・・どう考えても無理です。

社長への仕返しの方法は

・訴える
・労働基準監督署の総合労働コーナーに相談する
参照記事:労働基準監督署の総合労働相談コーナーに相談する

といったことがあります。

たいていは「訴える」といったことになるでしょう。

弁護士を使って「訴えて」も裁判になれば時間もお金もかかります。訴えるためには証拠集めも必要です。参照記事:パワハラの証拠を取る理由と方法【被害者メモ・ボイスレコーダー録音】

仮に裁判に勝ったとしても、賠償金とかは大したお金にならないですし、ストレスもたまりますし、精神的に消耗します。

確かに多少は「スカッとした気分」になるかもしれませんが、「時間・お金・精神的ダメージ・労力」を考えると、社長・役員に仕返ししても疲れるだけです。

「スカッとした気分」を得られるだけですし・・・

仕返しされた社長ですが、ちょっとの裁判などは弁護士に任せて、ちょっとし賠償金を払うだけで、そんなにダメージはありません。

仕返しされた後も、会社を経営して稼ぎ続けるでしょう。社長はほとんどダメージを受けないですが、仕返しすることであなたのほうが大きなダメージがあるのがわかりきっています。

しかもあなたは退職になって、仕事を探すことになります。

こういったことを見てみると、社長のパワハラに仕返しするメリットはほとんどありません。

仕返しが成功してもあなたのメリットが少ないから

社長・役員への仕返しが成功しても上に書いたほうに、あなたにメリットが少ないです。

社長のパワハラを認めさせて、裁判なり言い争いで勝ったとして・・・・・

多少はスカッとした気分になりますが、社長の会社がつぶれるほどのダメージを与えることができるわけじゃありません。

社長・役員にその会社をつぶすくらいのダメージを与えることができれば社長に対抗する意味もあるのですが・・・

 

とはいえ、パワハラを訴えたりするくらいでは、会社にダメージを与えるのはむつかしいです。

社長・役員を相手にするのは会社を相手にするのと同じなので、ダメージを与えられないわりに、あなたへのメリットがとても少ないです。

 

※パワハラが原因で親族が亡くなった(自殺などで)といった場合は訴えるべきでしょう。訴えるのは精神的に消耗しますし、そこは自分の状況を考えてから訴えるかどうかの行動をしていきましょう。

 

仕返しせずにさっさと会社を辞めたほうがストレスがたまらないから

社長・役員に仕返しをしようとすると、訴えたり、証拠を集めたりと時間とお金・労力がかかります。

パワハラされてダメージを受けてストレスがたまっている状態で、さらにその、ストレスの原因になる人間(社長・役員)と戦わなければいけません。想像以上のストレスがたまります。

さらに、社長・役員と戦うことになれば、その会社はどのみち辞めることになるので、辞める会社の人間とと戦う・・・・

人生をかけてでもその社長に復習したい

というくらいの気持ちがれば仕返しをするのもいいかもしれません。

とはいえ、たしかにパワハラを受けたのはくやしいですが、パワハラをするような人間と長い時間かかわっていくのは、ストレスがたまるだけです。

仕返しをしないで、さっさとそのパワハラをする人間から逃げたほうが、時間も、ストレスもお金もムダにならないです。

パワハラから逃げる方法は上司のパワハラから逃げる・対抗するなどして解決する手順の説明の記事で詳しく説明しています

社長・役員などがパワハラする会社にいても意味がないから

社長・役員といった会社で一番上の人間がパワハラするような会社・・・・これはブラック企業です。その会社にいても意味がないですし未来がありません。。

理由は、経営者はふつう、ある程度は社員の人望を集めるような人間でないとまずいです。

とはいえ、会社って

「どんな方法を使ってでも会社の利益を上げる人間」

をデキル人として出世させることも多いです。意外とパワハラ上司とかが役員とか下手すると社長まで出世することもあります。

 

そういう会社は、利益だけをもとめてるので、有能な人間は会社にいやけがさして辞めていきます。

今は利益が出ていても、だんだんと、転職できないような無能な人間だけが残る会社になっていきます。

そするると会社の経営は傾いていくので、その会社はいずれヤバくなっていきます。

参照記事:パワハラを認める会社はつぶれやすい理由【有能な人材がいなくなるから】

支店長代理に仕返ししようとしてやめた体験談

支店長代理に仕返ししようとしてやめた体験談

新卒で入った地方銀行で4年目の時に3つ目の支店(S支店)に異動になりました。

その時の営業の支店長代理がパワハラ上司で、毎日ののように

・仕事のやり方に口を出す
・営業成績が達成しないたびに2時間くらい説教
※同じことをくりかえしネチネチ言っているだけ
・人前で説教
・朝、営業に出る前になぜか引き止めて仕事をやらせる
・帰ろうとすると、仕事を押し付ける(帰る時間狙っている)(もちろんサービス残業)

こういった、ろこつな嫌がらせをしてきました。

ぶっちゃけ、仕返ししようと思っていました。

支店の裏の倉庫におびき寄せて、ボコボコに殴って夜かと思ってました笑。

とはいえ、何度か実行しようとおもっていたのですがなかなか機会がおズレませんでした。

そんんバイ雰囲気をさっしたのか、後輩のN君が

高木さん(私、仮名)、さすがにやめたほうがいいっすよ。あんなの殴っても、ショーもないですよ・・・

と言ってきました。

後輩のN君も私の半分くらいですけど、パワハラを受けてましたから・・・

その言葉で冷静になって考えてみたんですけど・・・

「こいつを殴っても自分が悪くなるだけ」

「会社に相談しても、こいつは会社からは有能な人間だと思われている」

※パワハラをしていても、会社に利益を上げる人間は会社から有能だと評価されてる多いです。その理由はパワハラ上司が会社で権力を持つ理由【会社がパワハラに味方する】の記事でくわしく書いてるのでどうぞ。

「こいつと言い争ったところで、こいつは上司だから正しいことを言っても会社の中では負ける」

いままでの経験でこういうことを悟ってしまいました笑。

そのあと、心療内科に行って、医師から「適応障害のため2か月間の休養が必要」といった診断書をもらって休職しました。

参照記事:心療内科で診断書をもらって休職する【パワハラ上司から逃げる方法】

休職した後は支店が変わり、パワハラ上司との縁が切れました。

今考えると、パワハラをガマンしてるんじゃなくて、最初からこうしておきばよかったな・・・・ということをちょっと後悔しています。

パワハラを解決するのに会社側の助けがない場合は退職たほうがイイ理由

パワハラされてるのを会社に相談しても助けがない・・・・ってことはよくあります。

その理由は以下の通りです。

・会社がパワハラ上司を「有能」だと評価してるから
・会社がブラック企業だから
・有能は人が辞めていくので会社に未来がないから

会社がパワハラ上司を「有能」だと評価してるから

これは体験談のところで書きましたが、

会社側は「パワハラ上司を仕事ができる人材」だと思っています。

会社はパワハラをやってるのは知っていても、それ以上に部下をこき使ってでも利益を上げている(結果を出してる)人間は有能・・・・・ってことになります。

「会社に利益を上げる人間ならパワハラをしても目をつぶる」

ってことです。

パワハラ上司は仕事はできて、わりと頭がイイ人が多いので、パワハラしていても会社は見て見ぬふりをします。

そういった空気のある会社で会社に相談しても、意味ありません。

そういった会社にいても、未来はないので退職したほうがぶなんです。

会社がブラック企業だから

パワハラ上司がいて、そういった上司が「有能な人間」という会社。

こういた会社はブラック企業です。

利益だけ追及して、社員がどうなろうといいわけですから・・・

ブラック企業で仕事を続けるのはあまりおススメできません。

特に社長がすでに社員をこき使うのが前提の企業なら、パワハラも日常茶飯事です。

「ブラック企業大賞」などを参考にしてあなたの会社がブラック企業じゃないの?一度冷静に考えてみるべきです。

参照:ブラック企業大賞

有能な人が辞めていくので会社に未来がないから

パワハラ上司が有能な人・・・・っていう会社は

「まともで、有能な人はいやけがさして辞めていきます」

有能な人は転職してほかの会社に行けます。

イヤな会社でも転職できない人とパワハラ上司だけが残る、しょうもない会社になってしまいます。

そうなれば、その会社の経営がどうなっていくかは、イメージしやすいです。

社長・役員クラスからのパワハラを受けたら取るべき行動

社長・役員といった経営者クラスからパワハラを受けたらその会社早めるしかありません。

理由は会社のトップだから、どうあがいても会社の中では勝てませんし、訴えたりして、対抗したとしてもどのみち会社にはいられません。

普通の上司からのパワハラ解決なら

・労働基準監督署に相談する
・会社に相談する

といったことはやってみる価値はありますが、

社長・役員といった経営者を相手にして対抗しても、あなたの立場が苦しくなるだけです。

パワハラをされて悔しい気持ちはわかります。

とはいえ、「会社にいる間に社長・役員に対抗してもムダ」というのはこのページを読んでいればなんとなくわかったでしょう。

ストレスがたまって、状況は悪くなるいっほうなので、経営者クラスがパワハラをするような会社は早々にやめてしまったほうがベターです。

※それでもそうしても辞められない理由がある場合には、一度、診断書を取って休職したほうがいいかもしれません。その間に身の振り方を考えておきましょう。

診断書をもらって休職する方法は心療内科で診断書をもらって休職する【パワハラ上司から逃げる方法】の記事でくわしく説明してるのでごらんください。

まとめ

会社のトップである、社長・役員といった人間に会社の中で対抗しても、残念ながら勝てません。

訴えて、勝てたとしても、相手にはあまりダメージがない上に、あなたのほうがダメージ(時間・労力・ストレスといったダメージ)を食らう可能性のほうが高いです。

くやしい気持ちもありますが、ムリに対抗して時間と精神力をムダにするよりもさっさと会社を辞めて

別のまともな会社にうつったほうがぶなんです。

一度、よく考えてみてください。

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