製造業の工場でホワイトな工場に入りたいな・・・・
できれば仕事があるていど楽で、そこそこ給料が良い会社に入りたいな
ホワイト工場に入ってから現場の仕事からステップアップしていきたいな・・・
レ本記事を書いた理由
製造業で現場を2年、事務所で生産管理、総務管理を9年やっていました。
その経験をシェアしたくて記事を書きました。
レ本記事の内容
製造業でホワイトな工場を見つける方法
製造業でホワイトな工場を見つける方法は以下の通りです。
・大手メーカーの工場かその「下請け」あたりの工場がイイ
・作っている製品(部品)が小さい工場がイイ
・夜勤が少ない工場がイイ
・入ってみて仕事がきつかったらすぐやめるべき
大手メーカーの工場かその「下請け」あたりの工場がイイ
工場は大手メーカーかその関連の工場を選びましょう。
これは、大手メーカーやその関連の工場は
・生産計画がしっかりしていて、ムチャな製品の数を作ることはない
・福利厚生がしっかりしていいる
・正社員にはボーナス・期間工でも皆勤手当てなど手当が多い
・長期連休でしっかり休める
・社員寮が無料か格安(1万円以下)で借りられる。
※一人暮らしの人は社員寮が格安だ貯金もしやすいです。くわしくは派遣社員で一人暮らしでお金が貯まらない時の対策【家賃・節約・貯金】の記事のくわしく書いているのでどうぞ。
こういったメリットがあります。
工場の仕事は楽ではないですが、大手工場のほうが常識的な仕事量です。
中小企業の町工場とかは生産量がめちゃくちゃで多かったり、ヒマすぎて給料少ないといったケースが多いです。
わりと大手メーカーの工場のほうがホワイトな工場が多いですよ。
作っている製品(部品)が小さい工場がイイ
工場の仕事で作る製品がデカいと仕事がきついです。
クレーンで上げたりしますが、それでも重かったりしますし、モノが大きいと製品のまわりを移動したりしますし、最終検査も見るところが多いです。
※最終検査とは、製品にキズがないかや、ちゃんと部員が組みこまれているかなどをチェックする作業です。
製品が小さいと、持つのも楽ですし、重くなく、最終検査も見る部分が少ないです。
同じ自動車メーカーの車でも
「完成組み立て工場」→扱うものが大きい
「車の部品を作ってる工場」→扱うものが小さい
こうなっています。
完成組み立て工場は仕事はけっこうハードです。
とはいえ完成組み立て工場は給料が良かったりするので、そのあたりのバランスも見ておいたほうがイイです。
全体的に作ってる製品が小さい工場のほうが作業は楽です。
夜勤が少ない工場がイイ
夜勤が少ない工場のほうが楽です。
もともと夜勤はなるべくやらない・・・・というスタンスの工場のほうがホワイトな工場が多いです。
夜勤は夜勤手当などが出てお金を稼げますけど、そのぶん体調が悪くなったりして寿命が縮まったりします。
夜勤については
・工場現場・交代勤務シフトの種類完全解説【メリット・デメリット】
・工場の夜勤マニュアル完全版【寿命・メリット・デメリット・睡眠】
の記事にくわしく書いているのでどうぞ。
※派遣や期間工で短期的に稼ぐなら、夜勤をがっつりやって稼ぐっていう方法もあります。
とはいえ、正社員で入って5年10年働くとなると夜勤が多いのはデメリットになってきます。
入ってみて仕事がきつかったらすぐやめるべき
ぶっちゃけ、どんな工場(仕事)でも入ってみたら仕事がキツイ・・・・ということはあります。
きつい工場に入ったら、すぐに辞めればいいです。
理由は、工場の仕事はほかにあって、工場の求人はよほど不景気にならない限り、なくなることがないからです。
無理にきつい工場に何年も働くより、仕事がきつかったらサッサとやめて別の工場に移っていくべきです。
現場の仕事がキツイ工場は、事務所や本社に入っても仕事がきついので、どのみち長くはたらくのはむつかしいでしょう。
工場現場の作業の詳しい内容については工場現場の作業内容をくわしく説明【楽な作業・キツイ作業】の記事にくわしく説明してるのでどうぞ。
工場現場の仕事からステップアップ(給料アップ)する方法
工場現場からステップアップ(給料アップ)する方法は以下の通りです。
・工場現場の仕事でラインリーダーになる
・ラインリーダーから班長になる
・事務所や本社への移動願を出しておく
・事務所や本社に異動する
・係長・課長を目指していく
工場現場の仕事でラインリーダーになる
工場現場の仕事には「ラインリーダー」ってのがあります。
ラインがある工場なら「ラインリーダー」
梱包の作業だったら「梱包のリーダー」
みたいな感じでラインリーダーが一つのラインごとに1人いて、3~10人くらいのラインを管理しています。
まずはこのラインリーダーになるようにがんばってみましょう。
ラインリーダーになると、上司から目をつけられて事務所の仕事に異動になったりすることがあります。
事務所の仕事で係長→課長にあるパターンがよくある出世のパターンです。
本社の仕事は総務・人事・経理・営業・海外事業・システム開発などがあります。
あと研究所もあります。研究所は理系の大卒が入ることが多いです。
製造業の仕事や肩書については製造メーカーの仕事の種類と内容を解説【異動の流れ・転職方法あり】の記事にくわしく説明してるのでどうぞ。
ラインリーダーから班長になる
現場作業でラインリーダーになったら、次は班長をめざしましょう。
工場現場には「グループ」があって
1グループは○○の製品を作るグループ
2グループは○○の製品を作るグループ
こんな感じでグループが分かれていて、製品によってグループがあります。そのグループの班長を目指しましょう。
班長になるとライン作業はほとんどしなくなり、そのグループの人員整理の仕事や、生産計画を事務所と相談したりという仕事をするようになります。
班長の仕事をやるようになれば、そのまま係長になったり、事務所の仕事に異動になったりする可能性がかなり高いです。
製造業に入って、給料アップや出世したいならまずは班長を目指すのが王道です。
事務所や本社への異動願いを出しておく
製造業に入ったら、最初は9割以上の人が工場で現場作業をやります。
製造業に入ったら、事務所の仕事や本社へ異動願いを出していきましょう。
「異動願い」というと大げさですけど、入社するときにどんな仕事をしてみたいかとかは聞かれます。
また、半年に一度は社員面談みたいなのがあって、希望の部署などを言ったり、面談調査シートみたいなのに、希望の仕事(部署)をかく機会があります。
その時に自分がやりたい仕事をしっかりと書いておきましょう。
工場現場で気楽にずっとやっていきたい・・・・というなら必要ないです。
とはいえ、給料をアップしたり、出世したい場合は事務所や本社の仕事をやっていくべきです。
希望の仕事は上司などにアピールしておきましょう。
事務所や本社に異動する
現場でラインリーダーくらいをやってると、事務所や本社に異動のお呼びがかかることもあります。
事務所や本社の部署で係長・課長になって出世していきます。
それかラインリーダーから班長になってそのまま係長・課長と出世していく現場からの出世していく方法もあります。
こうやって製造業でステップアップして給料を上げていくのも一つの方法です。
まとめ
仕事がゆるいホワイトな工場はさがせばわりとあります。
また、製造業はあまり学歴とかは関係なく、仕事のガンバリで出世しやすい業界なので、仕事でがんばってみたい人にはおススメの業界です。
ホワイトな工場ではたらいてみたい方は工場の仕事に就職する3つの方法【メリット・デメリットあり】の記事に求人の探し方をくわしく説明してるのでどうぞ。
工場の仕事について、人生をステップアップしていってくださいね(*^^)v