工場の正社員の生産管理の仕事内容説明【身につくスキルが多い】

工場の正社員の生産管理の仕事内容説明【身につくスキルが多い】

工場で生産管理の仕事ってどんなのかな・・・

生産管理の仕事の内容を知りたいな

生産管理の仕事ってどいう言う風に異動とか出世してくのかな・・

こういった疑問にお答えしています。

本記事を書いた理由

製造メーカーに11年勤めました。現場は4年、総務係を4年、生産管理を3年やりました。

その時の経験をシェアしたくて記事を書きました。

本記事の内容

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工場の生産管理の仕事内容

工場の生産管理の仕事内容

工場の生産管理の仕事内容は以下の通りです

・取引先と相談しながら製品の生産数計画を作る

・材料が来たら工場のラインに配置する

・製品ができたら自動車メーカーに納入する

・工場現場から部品が足りないない時などの対応

取引先と相談しながら製品の生産数計画を作る

生産管理の仕事は、取引先と相談しながら、工場で作る生産数を決めていきます。

生産計画が決まっていく様子

自動車メーカーの部品を作ってる工場A(当工場)

自動車部品を作って納める先の自動車メーカーB

部品を作るための材料をつくっている会社(材料メーカー)C・D・E

こういった例で説明していきます。

①自動車メーカーBから「〇月に○○の部品を5000個作って」と依頼がくる

取引先の自動車メーカーから、車をつくるためにどれだけ部品が必要かを調べて、部品の数を作る依頼が来ます。

生産管理の人間は、自動車メーカーとやりとりして、部品の生産数を決めていきます。

※自動車をつくる数などは、けっこう月によってバラバラです。新規で立ち上がる車もありますし、生産終了車もあったりするので、毎月きちんと、生産数を相談して決めていきます。

 

② ○月に5000個作る計画を、製造課(工場のライン)と相談して計画を作る

自動車メーカーから「○月にこの部品を5000個作ってね」と言われて、自動車メーカー相談して部品を作る数が決まります。

※自動車メーカもあんまりムチャな多い数を言ってくるこをはほとんどないですが、数が多すぎると工場がパンクするので、うまく調整したりします。

作る部品の数が決まったら、製造課(工場のラインを動かしてる課)と相談して、実際の生産計画を決めていきます。

 

5000個を作るといっても作り方はたくさんあります。

①Xという生産ラインで5000個作る
②Xのラインで2000個とYのラインで3000個作る
③Xのラインで2000個とYのラインで2000個・Zのラインで1000個

こうやって、生産ラインにどれくらい生産数をわりあてるかというのを製造課と相談しながら決めていきます。

生産ラインは、1日に作れる量もだいたいきまってます。

また、作れる部品の種類も決まっていたりします。

 

Xのラインでは○○と▲▲の部品しか作れない。

Yのラインでは▲▲と■■の部品しか作れない・・・

といったこともあります。

 

そういった、製造課のラインでつくれる部品や、日程、人員配置などを考えながら、生産数を決めていきます。

なかなか細かい作業で生産管理の仕事では神経を使う部分の仕事です。

③部品の5000個を作るための材料を材料メーカーC・D・Eに発注数

生産管理の係の人間が製造課と相談して生産計画を作りました。

生産計画ができたら、「部品5000個を作るための材料」を発注します。

この材料はCメーカー
この材料はDメーカー
この材料はEメーカー

と、材料を発注します。

一つのものを作るにはたくさんの材料が必要です。1つのメーカーだけで材料を仕入れればOK・・・ってことはほとんどありません。

生産管理課は、じっさいにつくる製品(部品)の生産数から材料の数を割り出して、材料メーカーに発注をかけます。

※自動発注システムがあって、部品5000個を作るための材料はすぐに計算できます。

とはいえ、作る部品の種類も10~50種類くらいあるので、まちがえないように注意を払いながら発注していきます。

担当者が発注→係長がチェック→課長がチェック

こういった3重くらいのチェックをして、まちがえないようなチェックをしています。

※材料の発注はなるべく作る分だけにして在庫がないようにする

※材料はたくさん保管して在庫が多いと保管期間が長くなってしまいます。

そうすると材料にサビが出たりします。

サビが出ないような、乾燥室などに入れておくことが多いですが、そこに入れておける部品もかぎられているので、なるべくムダのない部品の量を発注して、材料の保管期間を地味画するのがポイントです。

材料が来たら工場のラインに配置する

材料を発注すると、トラックで材料が材料メーカーから運ばれてきます。

運ばれてきた材料をいったんラックなどに保管して、実際に生産ラインで作るときに生産ラインまで運ぶといった作業をします。

こういった材料などの管理をするのも、生産管理課の仕事です。

 

※ラックに保管してから生産ラインまで運ぶ作業については工場でのフォークリフトを使った仕事内容【工場に就職しやすい免許】の記事でくわしく説明しているのでどうぞ。

この作業もなにげに大事で、ちゃんと生産ラインに材料を運んでおかないと、作業がおくれることがあります。

材料をジッサイに生産ラインまでもっていく作業は、自動化や機械化ができない(やりにくい)部分なので、まちがえないようにするのが大変です。(部品の種類はめちゃくちゃ多いので・・・)

製品ができたら自動車メーカーに納入する

生産ラインで製品(部品)が完成したら、自動車メーカーに納入します。

納入するためのトラックの手配の手配の管理なども生産管理の仕事です。

運送会社と連絡を取り合って、自動車メーカーまでの納入をうまくスムーズにやるように、手配してきます。

これも意外と自動化できない部分だったりします。(トラックとかも渋滞があったりすると遅れるとかのトラブルもマレにあったりします)

運送会社とはうまく連絡を取りあってトラブルが無いようにしていくのが生産管理の係の仕事です。

工場現場から部品が足りないない時などのトラブル対応

生産管理の係の人間が生産計画をしっかり作って仕事をしていても、トラブルはあります。

材料の数を計算して入れていたつもりでも、材料が足りなかったり・・・といったことも起こります

そういったトラブルがあった時にはいち早く材料を納入したりするために対応したりします。

トラックを手配したりしますが、時間がないときには直接自分で、材料メーカーまで材料を取りに行くこともあります。

完成した部品(製品)もトラックで運ぶときには、できるかぎり、製品にキズが付かないようにしっかりと保護して梱包します。

とはいえトラックも人間が運転してるものなので、段差があったりすると、製品にキズが付くときもゼロではありません。

そいうった梱包の方法を改善していったり、トラック運転手と運転について相談したりするのも生産管理の係の仕事です。

生産管理の仕事からの異動・出世について

生産管理の仕事からの異動・出世について

生産管理の仕事からの異動や出世については以下の通りです。

・生産管理課のグループリーダーや係長になる

・リーダーや係長になると、ほかの工場の生産管理課などに異動になりやすい

・本社の「購買部」などの部品や材料を一括で購入する部署に異動になりやすい

・管理課の課長になっていく

生産管理課のグループリーダーや係長になる

生産管理課で仕事を認められると

「グループリーダー」→「係長」

と出世していいます。

グループリーダーは、生産管理の若手をまとめる役。

係長は、課の実務をまとめる役です。

その上に「管理課長」がいます。

生産管理課でリーダーや係長になるためにはやっぱり

「数字に強い」

って人が多いです。まいにち生産数を調整しつつ、数字とにらめっこ・・・・みたいな作業が続きます。

これを管理できる人が向いています。

リーダーや係長になると、ほかの工場の生産管理課などに異動になりやすい

リーダーや係長になると、ほかの工場の生産管理課に異動がよくあります。

ほかの工場で通用するかを会社でためされてる・・・・と思われます。

ほかの工場でも仕事をうまくこなしていくと、いずれは管理課長だったりに上がっていくことが多いです。

本社の「購買部」などの部品や材料を一括で購入する部署に異動になりやすい

製造メーカーの本社にはたいてい「購買部」という部署があります。

材料は部品の仕入れをまとめている部署です。工場の仕入れなどをチェックして、効率よくまわしていくためのアドバイスをしたりする部署です。

生産管理課で仕事ができる人はこういった本社の「購買部」などに異動することもあります。

何回か書いてますが、やはり本社に異動すると、そのあと出世するスピードが速いです。

購買部の係長、課長だったりに若くしてなってる人もいます。

製造メーカーの全体の仕事(工場や本社の仕事)については製造メーカーの仕事の種類と内容を解説【異動の流れ・転職方法あり】の記事にくわしく説明してるのでどうぞ。

管理課の課長になっていく

生産管理課でグループリーダー 係長で経験を積んでいくと、管理課長になる人もいます。

そのまま、係長のままに人もいますし、生産管理課とは別の係(製造課や品質課)などに異動する人もいます。

異動は会社が決めることなので、わからないことがありますが、たいていは生産管理の仕事をやってるとこういった異動をしつつ出世していく・・・という形になります。

生産管理の仕事をするると身につくスキル

エクセルなどが異様にくわしくなる

生産管理の仕事はエクセルなどのワークシートを使って、生産数の数字を管理したりします。

特にエクセルシートの関数などを駆使して生産の数字を管理してきます。

これのおかげかエクセルなどのワークシートの達人になってる人が多いです。

私もよく、エクセルの使い方を生産管理課の人に聞いたりしていました。

取引先との交渉力がつく

生産管理課は、毎日のように生産数について取引先と連絡を取り合ったりしています。

それ以外にもトラックの運送会社とも連絡を取り合って、交渉したりしています。

若手の生産管理の人間も1年も仕事をやってると、取引先との交渉もかなりうまくなります。

しゃべりもうまくなりますし、どんな取引先でもうまくやり取りできるようになります。

交渉力がついてくるんですね。

生産管理の仕事でつくのは「交渉がうまくなる」ってことがメインじゃないか・・・・と思います。

数字に強くもなりますが、取引先との交渉が多い仕事は生産管理です。生産管理の仕事をしていれば、

交渉していくスキルが身に付きます。

まとめ

工場の生産管理の仕事は、生産数を管理して、工場をうまくまわしていくためにはなくてはならない仕事です。

生産管理の仕事は数字に強くなったり交渉力が身につくので、そのあとに別の仕事をやったとしても、やっていくだけのスキルも身に付きます。

現場の仕事から生産管理の仕事に抜てきされる人も多く、出世しもしやすいやりがいのある仕事ですよ。