ずっと派遣社員だった人は、やはりなんだかんだ言って正社員に就職したほうが良いです。
なんでも正社員が良いというわけではありませんが、30代を来れると正社員と派遣社員の年収の差は100～200万円以上になってきます。
生涯年収だと正社員と派遣社員では倍以上の差が開くといわれています。というか生涯年収の差は 若いうちはイイですが、30代になる前に正社員になっておかないとその後の人生がキツイ状況になってきます。
ただ、ずっと非正規社員だった人が正社員の求人での履歴書に、派遣やバイトだった時の職歴って書いてイイの？という素朴な疑問が出てきますよね。
結論を言うと、派遣でもバイトでも仕事やってみるとけっこう正社員と同じような仕事をやっています。どのみち正社員になっても最初のうちはあまり責任のない仕事をやらされますからね。ぶっちゃけ派遣やバイトとそう変わりないです。
だから、派遣でやってたことを普通にアピールすればいいわけです。もちろんある程度相手に刺さるようなストーリーを作っていけばいいわけです。創作部分もあっていいわけですよ。完全に事実と違うことだとまずいですけど、ある程度の脚色はみんなやっています。
そのあたりの自分アピールのストーリーの作り方がわからない場合は転職サイトに相談するのが一番手っ取り早いですね。
ちなみにハローワークとかに相談しても全く無意味な軒を付けてください。
関連記事：ハローワークで転職相談をしてもほとんど意味がない理由
履歴書や職務経歴書は「自分をアピールするもの」なのでアピールポイントなら派遣社員の職歴を載せる
基本は履歴書には「アルバイト」の職歴は書くことはありません。派遣社員の場合は書いても特に問題ありません。
ただ、たいていの場合、履歴書と「職務経歴書」を一緒に提出するので、職務経歴書にはアルバイトの職歴を書いたほうが良いです。
アルバイトで数年勤めていても、最近では正社員並みの仕事をや去られるのが普通です。派遣社員も同様ですよね。 これは企業のほうもわかっています。自分の会社でも、正社員より仕事のできる派遣社員などいくらでもいます。
たまたま新卒の採用で失敗したりすると、派遣社員で数年勤めたりするのは今時では本当によくあることなんですね。
そのため職務経歴書にはあまり難しく考えずに、自分がやってきたこと自分がアピールできることをしっかりと書きましょう。
正社員でもアルバイトでも職務経歴書には関係はありません。
アルバイトや非正規での経歴は、その時に
「どうやって仕事をこなしてきたか」
「どうやって仕事を効率よくやるようにしてきたか」
「その仕事で自分はどういう風に成長できたか」
などを記載してみましょう。
「自分で仕事を率先してやった」という姿勢が面接では評価されます。
もし、自分で率先してやったことが無かったとしても、そのバイトや非正規社員の仕事で自分なりに頑張ったことを最大限にアピールするのがとても大事です。 その経験を生かしてその面接を受ける会社にも役に立っていきたい・・・・といった流れでアピールするのが王道のアピール方法です。 王道ですが、これが一番ハズレもないですし、面接官の心に響きます。
上述しましたけどけっこう話を盛ったほうがイイですね。女性がメイクをして完全に別人になるくらいのつもりでやるといいですよ笑。
今の世の中ってこういったアピール上手な人間がうまくわたっていけるんですよね。ちょっと悲しい感じもしますけど、それだけハッタリでもなんとかなってしまうのが、面接ってもんなですよね。
そもそも30分歩かないかくらいの面接でそこまで仕事ができるかどうかなんてわからないです。それがわかれば、優秀な人材だけの会社になりますからね。どこの会社にも全く仕事ができない人っているでしょ？そういう人でも面接をクリアーしてるわけですから、面接はある程度ハッタリでも通過してしまうもんなんですよね。これは現実なのでこの辺りはちゃんと理解しておいたほうがイイです。
派遣社員から正社員になるにはなるべく成長過程にある会社を受けるのがベターです 知名度とか会社の規模で選ばないほうがイイですよ
派遣社員が正社員になるためにはなるべく、未経験でもＯＫな会社を優先して面接を受けていく必要があります。 そういう会社は成長途中にあって、人材が足りていない会社にありがちなのですが、若い人材を必要としている会社がねらい目です。
そういう会社なら非正規社員だったとしても、ある程度面接での印象が良ければ採用になる可能性も高いです。 とにかく正社員に就職したいケースであればそういう求人をピックアップして受けていくのも一つの手です。
会社ってついつい知名度とかで選んでしまうんですよね。よく大学生に人気の企業のランキングとかでけっこう金融機関とか広告代理店とかが入ってますけど、これってホントにイメージだけですからね。
いや金融機関の仕事ってメチャクチャブラックというかきっつい営業ノルマに追われて、長時間残業でサービス残業当たり前、家に仕事を持ち帰ってやったりして・・・・っていう生活になりますからね。それで給料がイイかって言うと今ではそこまでよくないです。私はけっこうメージャーな地銀につと待てましたけど、転職先の中堅の製造業と給料同じくらいでしたからね(;´Д｀)
広告代理店とかも知人が務めてますけど、毎日深夜まで仕事していてずっと仕事してますからね。なんか精神的にも肉体的にも限界で死にたいよ・・・とか言ってました。
人気のある職業って激務なことが多いです。これだけ情報があるんだからブラック企業のランキングはしっかりとチェックしておいたほうがイイですよ。
会社を選ぶのは人気とか知名度じゃなくて「成長性」で選ぶべきです。これから成長していく会社を選ぶことが一番、その波に乗れるのであなたの人生を昇り調子にしますからね。
関連記事：会社を選ぶのは成長過程の企業にすべき理由
派遣社員はついつい焦ってブラック企業に就職しがちなのでしっかりと求人情報を見極めよう
ただ、そういう未経験者募集の会社は「ブラック企業」が隠れているケースがあるのも事実です。 ブラック企業の求人の特徴はネット上でもさんざん言われていますが
「明るい職場です」
「幹部候補生募集」
「やりがいのある職場です」
「優しい先輩ばかりで安心」
「未経験からでもすぐに昇進」
とか今時ここまでベタの求人を題しているところもまだありますけど、こういったいかにもといったところは避けましょう。
このあたりの求人が特に多いのはハローワークとかちまたにある求人誌ですからね。これだけ情報があってハローワークの求人がブラック企業が多いってのが知れ渡っているのに、それを使うことはないとも運ですか一応念のために書いておきました(;´Д｀)
簿記などを勉強して派遣で会計事務所などに入って職歴を作る手もある
もし経理の仕事など、落ち着いて安定した仕事をしたい人は「簿記2級」を取得してから 非正規社員として2年くらい会計事務所に勤めるという手もあります。 簿記2級はある程度勉強すれば取れますし、会計事務所の募集でも非正規社員なら実務未経験でも募集があります。
会計事務所での非正規社員の間の職歴でも「会計の実務経験」になりますので、実務経験を作ってから 大きな会社の経理などへの「実務経験〇何以上」という求人に応募するという手もあります。
一見遠回りのように見えますけど、長い人生のスパンから考えてるとかなり手堅い方法です。 職歴を非正規で作るという方法もあるということを知っておくと有利な就職計画を立てることができます。
経理系の仕事ってけっこう一度馴染んでしまえばかなり定着する仕事なんですよね。経理の仕事がなくなることはありませんからね。実務経験が無いと話にならない業界でも派遣社員なら実務経験なしで会計事務所に潜り込むことができるので、それを利用するのも実務経験を得る上ではいい方法です。
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