損保の営業がきつくて辞めたいな
損保の営業みたいなストレスが無いような仕事をしたいな・・・
損保業界ってどうしてこんなにきついのかな?・・・・
こういった疑問にお答えしています。
レ本記事の内容
損保の営業を辞めたい時の転職方法
損保の営業を辞めたい時の転職方法は以下の通りです。
・キツクても給料のいい仕事を探す(自爆営業なし)
ノルマ・ストレスの少ない仕事を探す
結論を言うと損保の営業のストレスは「ノルマ」「きつい人間関係」です。
ルート営業
トラック運転手
常駐警備員
ビルメンテナンス
地方公務員
団体職員
一般事務
大学職員
受付
こういった、接客・ノルマがなくて、あまり人間とかかわりが少ない仕事がストレスが少ないです。
特に、ホワイトカラーでスーツを着て仕事をすることに「こだわりを捨てれ」ば意外と、ストレスが少ない仕事があります。
たとえば、工場の作業員とかですけど、私は地方銀行から製造業の工場作業員になりました。
工場は給料もそこそこもらえて(地方銀行とそんなに変わらなかった)、体力は必要ですが、ノルマもなく、お客さんからクレームもなく、上司もねちねち行ってくることはありませんでした。ストレスがものすごく減りました。
ブルーワークなども視野に入れて仕事を考えると一気に仕事の幅が広がします。ノルマががない仕事はそれだけでストレスがかなり減ります。
「ノルマ」「きつい人間関係」これが少ない業界の仕事を選びましょう。
キツクても給料のいい仕事を探す(自爆営業なし)
損保業界は仕事がきついですが、どうせきつい仕事をするなら給料のいい仕事を探しましょう。
仕事はきついけど、給料がいいのは
外資系企業は、仕事でけっかをだぜば30代で年収が2000万円いく人もいます。
私の地方銀行の同期が外資系の損保に転職しましたが、32歳で年収1500万円もらっていました。
仕事はキツイですが、同じストレスのある仕事なら、圧倒的に外資系企業のほうが給料が高いです。
とはいえ、外資系は結果が出ないと首になるので、営業に自信のある人におススメです。
※外資系企業は海外の商品を日本で売るので、お客さんは日本人です。そのため英語が話せなくても仕事はできます。地銀の同期も英語はロクにできませんでした。
現地のスタッフと話すときには英語が必要なので、中学生くらいの会話ができればまずは十分と言われています。
仕事の求人の探し方は転職活動する3つの方法【効率のいい活動でブラック企業に入らない】の記事にくわしく説明してるのでどうぞ。
きつい損保業界の仕事の実態
私の大学生のサークルの同級生で損保業界に入った友人がいます。
その友人は普通に人当たりがイイなんというか家が金持ちでいわゆる「いいとこのボンボン」みたな奴でした。
といっても別に友人なので嫌な奴ではないですけど、若干世間知らずな部分がありました。
なので就職活動も損保業界が激務というかかなりブラックな業界というのをあまり理解してなかったんです。
たいてい損保業界にや言って営業をやるっていう人種は、損保営業は激務だけど給料がいいのでその点は我慢して激務をしよう・・・みたいに割り切って入る奴が多かったです。
でも、その友人はそういったことをあまり考えずに聞いたことがある有名な損保会社だったから入ったみたいな感じで入社してしまいました。
その時やっぱり私は「こりゃ長くはもたないだろうな」とは思っていました。
4年ぶりくらいにサークルのOBの飲み会で会ったときには、やはりその友人はすでに損保会社を辞めた後でした。
ちょうど損保の営業を辞めた直後でかなり顔つきも攻撃的というかぎらついたものになってましたけど、それでも精神的にも肉体的にももう限界だった・・・と言っていました。
かなりきつい思いをしてみたいです。
損保の営業ですからね、キツイってわかってんのにどうして入ったのか・・・たまに意識が高い人が間違って入ってしまいますがその友人も「意識が高い」感じで損保業界に入ってみたいです。学生時代には気付かなかったことです。
くわしく友人に辞めた理由を聞いてみました。
損保の営業は日本の悪い会社の風習を全部持っている職場
もともと損害保険の業界っていうのは「損保」といっても種類があります。良く知られた自動車の保険から火災保険、地震保険、貨物運送保険とかの損害保険があります。
やっぱりメインは自動車保険で、損保の営業はこういった損害保険というものを取り扱う誇り高い仕事だ・・・ということを最初に吹き込まれるみたいです。
損害保険がいきわたっている日本だからこそ、これだけの経済発展をしてきた・・・みたいに仕事のプライドをあおってやる気を起こさせるみたいですね。友人はこういった作戦的なのにハマったみたいでした。
こんなテンションで入社しても、入社してすぐに損害保険の業界がどういったものかと言う現実が分かってしまうんですけどね。もう損保の営業は生き地獄のような仕事内容みたいでした。
入社したら自爆営業をする これが永遠に続くのが損保の業界
まず損保業界に入ったら最初にやることが自爆営業です。自爆営業って郵便局の職員が年賀状を自腹で買ったり、お中元とかお歳暮のギフトを自腹で買ったりするアレです。
とりあえず、損害保険会社に入ると自分の車を買わされます。この自爆営業はすでに車を買う代理店もメーカーも決まっています。いわゆる大口取引先です。
それでもって、その自動車代理店(ディーラー)で「余った車」を買わされます。いわゆる不人気者で在庫が余っているものですね。それによって自爆営業価値が上がるわけです。
いきなり親友社員で入って、300万円以上するあんまり売れてない不人気車種のミニバンとかを買わされるわけです。そんなデカい車買っても一人で乗るわけです。
どうせ損保の営業になったらずっと仕事ばっかりでスキーとかそういったレジャーなんてできないのにミニバンを友人は買わされたみたいです。
こういうことをする業界って何でしょうかね?結局、自爆営業をしている業界って長期的にみればダメになっていくと思います。
それだけ自爆営業に頼って効率的に仕事を回すことを放棄していますし、とくに損保業界はそういって空気が大きいです。
何とも言えませんけど今ではネット損保とかも充実してきていますし、こんな自爆営業をやっている大手の損保っていうのはいらなくなってくるような気がします。
実際私も、自動車保険なんて毎月の保険料が高くて、ネット損保に乗り換えましたからね。そのほうが人件費がかかってない分かなり安いです。
こういった古い慣習を根強く続けている業界は根本的に未来が無いので見切りをつけたほうが賢い選択なんです。
寝ている時間以外はずっと仕事の損保営業の仕事 休みでもお客さんの対応
損保の営業は基本長時間勤務です。
営業ですからね。
ノルマも当然きついですし、お客さんの対応は24時間ありあますからね。最近では24時間ネット対応している損害保険会社がほとんどです。
損保の営業は事故の連絡を受けて、24時間事故を受けてその対応をしてきます。日中はその事故対応で追われているので、ずっとスマホが鳴りっぱなしというわけです。
昼間はとにかく事故処理や損保の契約処理に追われるので、契約の見積もりを作ったり、契約書を作ったり事故処理の書類を作るのは夜、事務所に帰ってきてからです。
夜遅く22:00~24:00くらいまで事務処理の仕事をして帰るのは終電と言うこともザラです。しかも、夜でも緊急の事故対応もある場合もあろので24時間仕事を言いるような感覚です。
休みの日でもお客さんに会ったりして対応しすることも多いですしね。これは「営業」と名のつくものをやっていれば当たり前と言えば当たり前です。
たまの休みでもノルマのことや事故処理のことが頭を離れずリラックスすることができないので、だんだんと精神的に追い詰められてきます。
損保の仕事は人間の黒い部分を見続ける仕事 人間不信でメンタルを病んできます
損保の仕事って結局、自動車事故とかがあった時に対応するわけです。そういう事故の状況って人間のどす黒い部分がハッキリ出るんです。
とにかく、損保の仕事は自己なんかだとモロにお金が絡んだ「利害関係」が露骨に出てきます。お金が絡むと人間ものすごく「本性」を出しやすいです。
あきらかに過失があって、自分が悪いような事故でも損保の営業に対して「お前何とかしろよ」「保険屋だったら何とかしろ」「私は一切悪くないだからなんとかしろ」とか意味不明な理論でつっかかってきます。
そう事故とかになって自分の過失を少しでも減らそうとすると、人間思い切り本性が出ます。
いやあ、人間て怖いですよ。相手が損保の保険やだと思うと普通に「お前」「バカか」「死ね」とか普通に暴言を言うみたいです。
そんな風に普通に会社で言ったらアウトですからね。ブラック企業たとかだとこういった言葉使いが日常茶飯事です。
そう人間利害がからんだりお金が絡むと、人間性がモロ出ます。そういった見たくもない人間の悪い部分を毎日のように見続けるのが損保の営業の仕事なんです。
もう、仕事とはいえこういったことがあるってことはブラックな仕事なんですよ。そこまでしてお金とかもらいたくないです。私だったらそう思います。
こういう状況なのでいままで世間知らずだった友人の精神は簡単にダメージを受けていくわけです。
上司にこびへつらわないと生活できない業界
さて、損保の営業はとにかく営業成績とか良くても出世できません。仕事の査定をするのは上司なので、「上司に気に入られなければ出世はできない」という色が特に大きい職場です。
これって銀行関係もそうでした。私も地銀に勤めていた時代はこういった上司への媚びへつらいはウンザリしていました。
損保の営業が上司にこびへつらわなければ「いけない」のは営業成績とか普段の行動とかが全くと言っていいほど評価されないからです。
いかに自爆営業を率先してやったり、上司と飲みに付き合ったりゴルフをしたりするというのが出世でもっとも効果を発揮します。
なぜなら、損保の営業って別に事故処理とかをやっていれば誰でもできる仕事なんですよ。
要は我慢強いだけというか特別、スキルが高くなくてもできる仕事なんですね。ストレス耐性だけがあればできる仕事です。
だから、別に優秀な人でなくても割とこなすことができます。仕事が優秀にできても逆に上司の鼻につくだけで逆に嫌われます。
適当に仕事をやってあとは上司に媚びへつらうのが損保の営業ではとても大事なことなんですね。いやあ最高の業界ですよ。私だったら耐えられません。
当然私の友人がこういった「上司に媚びるのが」ヘタでした。仕事はそこそこできたみたいですけど、損保業界ではそういうのは意味ないです。
いかにどんなバカな上司にでも気に入られることがとても大事です。なんだか書いていて悲しくなってきました。
こういった上司に媚びないと出世できない業界もだんだんと長期的にはダメになっていきます。普通に考えて効率よく利益を上げる体制ができるとは到底思えないからです。
これからの時代は損保業界も競争が厳しくなりますし、そもそも損保って入ります?消費が減っていく世の中で真っ先に辞めるのって保険関係です。
保険なんてほんとは最低限のものだけでいいですから、真っ先に見直しの対象になりますからね。そのあたりが分かっていればこれから伸びていく産業ではないというのが素人でも簡単にイメージできます。
まとめ
損保営業の仕事がきつすぎて限界だ・・・
そう思ってる場合は、自分の将来を考えて今の仕事を続けてくかどうかを考えてみましょう。
ムリをしすぎると、体を壊したりするので早めの行動がとても大事です。