工場に就職してみたいけど向いているのかわからないな・・・・
どんな人が向いているのかな・・・実際の工場の仕事別に具体的に知りたいな
工場でうまく働くコツも知りたいな・・・・
レ本記事を書いた理由
製造メーカーのホワイト工場に11年間働いていました。
現場は2年ほどやりました。その経験をシェアしたくて記事を書きました。
レ本記事の内容
工場のに向いている人向いてない人【仕事内容別】
工場の仕事の内容別に向き不向きを見ていきましょう
レ工場の仕事の内容
・ライン作業
部品を組み立てて製品を作る仕事・部品を加工する仕事・製品を検査(傷がないかとかを見る)する仕事など。
・梱包や部品を投入する作業
部品を梱包したり、組み立てるラインの場所にもっていく。完成した製品を出荷するために出荷場所まで運ぶ仕事
・事務所の仕事
※製造業には本社の仕事や研究所の仕事もありますが、ここでは「工場の仕事」ということで説明します。
こういった作業別に向き不向きを見てみましょう。
ライン作業に向いている人
腰痛がない人
工場作業はどんな仕事でも腰に負担がかかります。
工場現場でずっとやってる40代50代の人で腰痛に悩んでる人が多いです。
腰痛がある人は工場で働くのはやめておきましょう。
※腰痛予防
・重いものを持つときには腰を曲げない(超重要)
・腰が痛いな・・・と思ったらなるべく休んで整形外科に行く(悪化する前に)
・腰が痛くなくてもサポーターとかをまく
・腹筋・・背筋を鍛える
連続した一定の動作がそこもまで苦痛じゃい人
工場作業は同じ作業のくりかえしです。
それを7~8時間くらいやるので、単純作業が苦にならないひとはかなり向いています。
それでいて、工場は接客業よりも給料が高いケースがほとんどです。
単純作業が苦にならない人なら工場はかなりオイシイ仕事と言えるでしょう。
人と話さなくても平気な人
工場の作業は人とほとんど話しません。
接客業や販売業とかで人と話すことがウンザリしてる人なら、工場作業は人と話す必要がないので最高です。
ちょっとしたトラブルを自分で解決できる人
工場の作業は単純作業が多いです。
とはいえ、ライン作業をやってると、ラインがちょっと不具合になったりすることはけっこうあります。
そういったトラブルと自分で解決できる人のほうが工場現場には向いています。
でも、工場のトラブルって機械がらみがほとんどなので、最悪ラインリーダーやグループのリーダーに打ち上げる(相談する)をすれば、解決します。
接客業とかの人間が相手じゃないので、変なクレームもこないですし、それを考えるとそこまで心配することでもありません。
ライン作業に向いていない人
会話なしでもくもくと作業するのが苦手な人
工場では会話がないので、しゃべれないのが苦痛な人やけっこうきついです。
へたすると1日誰ともしゃべらないでもイケることも多いです笑。
人としゃべらないと死んでしまうって人は工場作業には向いていません。
仕事に変化を求める人
といった、仕事に変化を求める人に向いてません。
工場の仕事は人間関係がめんどくさくなくて、必要以上に人と話さなくてもイイのがメリットです。
クリエイティブ系の仕事をしたい人は工場には向いていません。
※製造メーカーには工場の仕事だけじゃなく研究所の仕事もあります。
クリエイティブ系の仕事をやりたい方は研究所に入って製品開発などの仕事がおススメです。
工場の仕事の係の種類などについては製造メーカーの仕事の種類と内容を解説【異動の流れ・転職方法あり】の記事にくわしく説明してるのでどうぞ。
夜勤が絶対ダメな人
工場現場は夜勤があるところが多いです。
どうしても昼の仕事で夜は寝ていたい・・・・・というなら工場現場の仕事は避けたほうがイイでしょう。
夜勤については工場の夜勤マニュアル完全版【寿命・メリット・デメリット・睡眠】の記事でくわしく説明してるのでどうぞ。
梱包部品投入作業に向いている人
フォークリフトに乗るのが好きな人
梱包や投入の仕事(部品を異動させる仕事)ではフォークリフトに乗るのが好きな人にむいています。
フォークリフトって乗るとけっこう楽しいです。車の運転が好きな人ならフォークリフトに乗ってみると、「楽しかった」という人が多いです。
フォークリフトがうまく使える人は、かなり工場でひくてあまたの人材になります。
※フォークリフトの資格があると工場に就職するにはかなり有利になります。5日くらいでとれる資格なので、持っておいて損はありません。
工場でのフォークリフトと使った仕事内容については工場でのフォークリフトを使った仕事内容【工場に就職しやすい免許】の記事にくわしく説明してるのでどうぞ。
トラックの運ちゃんと仲良くできる人
梱包・投入の仕事は、部品をほかの工場や他のメーカーから受け入れたり、完成した製品、部品を出したりします。
その時にトラックの運ちゃんとやりとりしたりします。
トラックの運ちゃん(ドライバー)とはうまくやりとりしないと、仕事がおそくなったりします。
トラックの運ちゃんはけっこうヤンチャな人もいるので、そういったタイプの人と仲良くなれる人が梱包・投入の作業に向いています。
ライン現場の人と仲良くできる人
梱包・投入の仕事はラインの人に部品をとどどけます。
そのときに
「この部品どこにおけばいいー」「この部品って必要すかー」
とか聞くことも多いです。
工場のラインでの作業よりも人とかかわることは多いです。
ライン作業をやってる人は、ラインの仕事でイッパイイッパイのときもあるので、気を使いながら部品の場所とかを聞く必要があります。
ラインの人と仲良くなってると仕事もやりやすいです。
梱包部品投入作業に向いていない人
方向オンチな人
部品の梱包や投入・移動の係はあちこち場所をうごくことが多いので、方向オンチのひとだとちょっとめんどくさいでしょう。
他の会社の人(運ちゃん)と会話したくない人
他の会社の運ちゃん(トラックドライバー)と打ち合わせ的に話すことが多いです。
荷物の量とか来る時間とかを打ち合わせしたりします。
こういった工場以外の他の会社の人と話したくない・・・・っていう人には向いていません。。
事務所の仕事に向いている人
いわゆるホワイトカラーの仕事が好きな人
事務所の仕事は、いわゆるホワイトカラー的な仕事もけっこうあります。
普通にパソコンを使って資料を作ったり、エクセルで計算をしたりすることもします。電話に出たりほかの会社の人とやりとりしたりします。
こういった、パソコンを使ったり、電話と火に出たりするのがイヤじゃなければ事務所の仕事には向いています。
現場の人と仲良くやっていける人
事務所の仕事は
です。
現場での製品の品質を管理したり(品質課)、生産の数をうまく調整したり(生産管理課)、設備がこわれたらなおしたり(技術グループ)・・・・そういったことをするのが事務所の仕事だったりします。
だから、現場の人と話したり、工場のことを聞いたりすることも多いです。
現場の人とはなかよくやっていくことができる人は事務所の仕事にむいています。
事務所の仕事の詳しい内容は、正社員の仕事の記事の中で詳しく説明してるのでどうぞ。
出世したい人
ずっと工場の現場じゃいやだ・・・・・やっぱり出世もしたい・・・
って人は事務所の仕事をやったほうがいいです。
工場の現場作業だとずっと現場のひら社員です。事務所に入るとそこから
生産管理課→生産管理課の係長
技術グループ→技術グループのリーダー(係長と同じ地位)
こういった出世をしやすいです。
出世をしたい人はずっと現場にいるよりも事務所に仕事をやっていったほうがイイです。
※工場の現場からでも出世はできます。
こういた出世ができます。
とはいえ、工場では人数が多いせいか、やっぱり事務所に入ったほうが出世が早いです。事務所に入ると数年で係長とかになる人もけっこういます。
上司にうまく合わせられる人
事務所に入ると、ずっと上司の近くで仕事します。机での仕事ですからね・・・・
上司にずっと見られてるので、仕事をさぼることもできません笑。
工場の現場だとラインの作業で「ずっと上司が近くにいる」ってことは無いので気楽です。
事務所の仕事はフツーの会社の事務職みたいなストレスはある・・・・ということです。
事務所の仕事に向いていない人
出世や給料アップよりも責任のない仕事をやりたい人
「出世とか給料とかよりも気楽な作業のほうがイイ」
って人は事務所の仕事には向いてないです。それだったら工場現場での作業のほうが気楽です。
工場現場でずっとやってる人は「出世とかよりも定時で帰れる生活」が大事って人が多いです。
確実に定時で帰りたい人
確実に定時にぴったりと帰りたい人は事務所の仕事に向いてません。
事務所の仕事はやっぱり、お客さん相手の仕事もけっこうあったりします。
時間でぴったりを終われる仕事じゃないです・・・・・
定時でぴったり帰りたいなら現場での作業のほうがイイでしょう。
工場でうまく働く3つのコツ
工場でうまく働くコツは以下の通りです。
・工場の人との付き合いはほどほどにする
・人間関係が悪かったらほかの仕事に異動したいと言う
・体の不調があったら早めに休む’(診断書を取る)
工場の人との付き合いはほどほどにする
工場にはいろんな人がいます。
あなたがパチンコが好きならいいですけど、パチンコが好きな人と深く付き合ったりするのは・・・・
と思ったりします。
工場でのメリットは「人間関係のストレスが少ない」ってことです。
人とのつきあいは「ほどほど」にしたほうが工場での仕事は長くつとめることができます。
工場には「空気」があります笑。
人間関係が悪かったらほかの仕事に異動したいと言う
工場の仕事でもうやっぱりいじめとかはあります。どんな世界でもこういったのはあるのでしょうがないことなんでけど・・・・
参照記事:工場派遣の仕事でイジメはある?職場の悪い人間関係の現実と対応策
工場での仕事のメリットは
「工場現場の仕事は求人が多い」
「工場は就職しやすい」
ってことです。
働いてる工場であんまり人間関係が悪かったら、別の工場に移ったりするのがベターです。
せっかく人間関係がうすいというか、そんなに人と話すことがないのがメリットの工場の仕事で
人間関係で悩むくらいならサッサと働く工場を変えたほうがいいです。
人間関係のいいホワイトな工場の探し方は製造業のホワイトな工場を見つける方法【転職して給料アップ方法】の記事にくわしく説明してるのでどうぞ。
体の不調があったら早めに休む’(診断書を取る)
工場の仕事は肉体労働です。
だから、腰痛だったり、けんしょう炎になったりするのはよくあることです。
腰痛とかけんしょう炎とかって、ちょっとした痛みだと、ほっぱらかしにすることが多いんです。
ちょっとどこかが痛かったら、まだ痛みが軽いうちに整形外科とかにいったほうがイイです(マジで)
病院に行って診断書をもらえばフツーに1週間~1か月休めます。
工場に仕事ってホントに「体が資本」なので、体はいたわったほうマジでいいです。ムリはしないようにしましょう。
※休めないような空気の工場だったら、もっと作業が楽なホワイトな工場を探すのがベターです。
体がついていけない工場だったら、働く場所を変えてみるいい機会かもしれません。
まとめ
工場の仕事に向いている人向いてない人ってのはあります。
とはいえ、接客業とか販売業・営業とかの仕事にくらべるとストレスも少なくて、仕事も慣れれフツーにこなせる仕事。
それでいて、給料は工場のほうが良かったりします。
あんまり人と話すのが苦手、人間関係のストレスはなるべくイヤだ・・・っていう方は工場の仕事ってののはわりとおいしいですよ(/・ω・)/