家族経営・・・いわゆる社長の家族が役員を務める会社です。
これってもともと小さい会社とかにはアリがちなんですけど、中規模から大規模な会社でも、役員や社長の息子や甥なんかが意味不明な出世を擦るパターンがあります。
もともと社長とその親族以外はどんなに頑張っても兵隊か奴隷として雇われているだけなので、いくら仕事をしても給料はたいして上がらず、社長の親族だけが美味しい思いをします。
これ金融とか上場企業でも、社長の息子とかが平気でガンガン出世ているのを生で見ていました私は笑。
特に田舎の企業に多いのですが、人事をやりたい放題やっていたりするので社員のモチベーションがほとんどない会社が多いです。平たく言うとほとんどブラックな環境にある企業ですね。
これって、ものすごく仕事への「やる気」がなくなるんですよね。どんなに仕事ができる人でも、社長の親族しか出生ないわけですしね。
あと怖いですよマジで。だってものすごいボンクラなのに社長の親族だけってだけで大きな会社の役員とかになって・・・それってそんな奴が経営権があるて怖くないですか?そんな会社にいたいですか?私は嫌です(^O^)/
とまあ、こういった家族が美味しい思いをする企業についてのエピソードがあるんですよ。聞きたくない人はページを閉じてくださいね。
役員の甥が何もしていないのに出世する銀行
ある地方銀行ですが、役員の甥っていうのが支店にいてもほとんど何にもしていないのにガンガン出世していました。
その男のニックネームは「かばいたち」でした。カバに似ていて全く動かないですが、ある程度権力を持ってしまったので、理不尽なことばかり言って、仕事をかき回すだけかき回してフォローは何もしない。だから結果も出ない。だけどトントン拍子で出世するという意味不明な状態です。
何もしないのに支店長まで昇りつめてしまい、その支店は悲惨な状態でした。その支店にいる人は2人ほど退職してしまいましたね。
まず不思議だったのが「銀行って役員の血縁者が出世できるの?」という疑問ですけど「YES」です。
なんていうか銀行って保守的で、しかも上に文句を言う人なんていません。しかも地方の銀行だとけっこうな、親族の派閥があってもう最悪でしたよガチで。
そりゃあ転職しますよね。私は製造業に転職して、しがらみのない世界で思いっきり思いっきり仕事ができ利用になりました。いやー転職大成功やったぜいというかんじでしたね。
意外と閉鎖的な社会なのですよ銀行というところは。役員の親族ということでなにもしていなくても出世することはよく見ます。
家族経営とかがわかったら一秒でも早くその会社から去らないと、その会社に長くいればいるほど後悔することになりますよマジで。
転職先でも同じ光景を目にする ずっと立ちはだかる家族経営の悲惨な実態
とまあ、それでも転職した先でも、やっぱり同族的なものはあるんですよ。転職した先の会社は製造業でした。製造業で比較的給与も高くその点には満足していました。
ただ、田舎の日本の製造業の特徴がモロに出ていた会社なので、「上司に媚びる」ということは必須のでした。
現実上司に気に入られた人は出世していきました。ただ本当に上にはいけなかったですけどね。係長くらいまではとにかく「媚びる」ことでなんとかなる会社でした。
そこでも、会長の息子というか「愛人の息子」というのが一人いて、仕事をなにもせずに事務所でスマホをいじっていたりしても何も言われないという目を疑う光景をまのあたりにしました。
「この人何しに会社にきてるんだろう?会社にこなくても遊んで暮らせるだけのお金はあるんじゃないの?」と思っていましたが、会社にくるのは暇つぶしみたいな感覚だったみたいです。
さすがに出世はしていませんでしたが、もう会長高齢でいつなにがあってもおかしくない年齢でした。そのため
「この人会長が亡くなったらどうするつもりなんだろう?」と変な心配までしてしまう始末でしたよ。
こういった会社での血縁関係見たいなもので、出世ややりたい放題をしているというのはよくある光景です。同族経営でなくても大きな会社でもこんな状態なので、同族経営の会社で小さい会社ならあたりまえのように親族がやりたい放題をするのは目に言えています。
まあ、そういう親族の同族のコネで出世するっていっても、もし会社がコケたらその人は何もできないので、ある意味同情します。「裸の王様ですからね」(^O^)/
家族経営の会社は未来は従業員のことは考えていない
家族経営の会社で一番こわいのはこの点です。
よくドラマに出てくるような、従業員のことを大切にする社長をいうのは現実には見たことがありません。というかいますけど極小数です。
現実は、家族経営での会社は親族以外のことは考えていません。
「どうやったら従業員を安く働かせて会社が儲かるか」
「どうやったらサービス残業をやらせることができるか?」
「どうやったら、ぎりぎりまで働かせてかつ長期間奴隷状態にできるか?」
「どうやったら一族だけの生活を豊かにできるか」
「どうやって従業員から労働力を搾取するか」
「どうやって親族だけがうまい汁を吸えるか」
というブラック企業思考満載の待遇が待ち構えています。いやいいですねえ。わかりやすい思考である意味すがすがしいですよ。
こういう会社に入った人でないと、こういう親族経営の恐怖は味わった人でないとわからないかもしれません。
こういった家族経営でしかもブラック企業に勤めている人は、やめられない理由がある人がほとんどです。
「転職って無理だろう」
「家族から転職を反対されている」
「ここをやめても次があるかわからない」
という考えを持っている人がほとんどです。だから辞めるにやめられない。
まずあえて言います。転職はそんなに恐れるものではないです。
うまく準備をすればそれなりの会社には転職することができます。正直家族経営のブラック企業にいるよりは待遇が良くなる可能性さえもあります。
うまく転職サイトなどを利用して、確かな求人情報を得ることができれば転職をうまく進めることができます。
このまま家族経営ブラック企業にい続けると高確率で疲労と精神に限界がきて「うつ病」になります。
まだ、大丈夫だと思っていてもある日突然体が鉛の用に重くなって布団から起き上がれなくなるんです。これは経験したものしかわからない絶望的な恐怖があります。
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家族親族経営の会社ではたたきあげの人間はやっていられない やる気が無くなるからね
家族経営の会社でもある程度出世するたたき上げの人もいます。
ただ、結局本当の上の役職である役員などは親族でかためられてしまうわけです。
たたき上げで出世できる人は特に仕事はできる人種です。こういった人種は家族経営の会社でそのまま勤め続けるにはもったいなさすぎます。働かされるだけ働かされて結局、それなりの地位だけ与えられて終わりになります。
さらに上を目指すには、しっかりした組織がある会社への転職が必須になります。
こういうバイタリティーのある人は、他の企業などかららは欲しい人材の一人なんですね。
「もう家族経営の会社でやってられるか」という思いが出てきたときが転職するべきタイミングです。というかこういう会社ってそもそも今の時代だんだん経営がヤバくなってきますよ。それは新名でなくても、東芝、シャープあたりを見てればわかります。結局、自分の身内の保身しか考えていないと、経営状態は当然悪くなりますからね。
家族経営の会社も結局長期的には破綻しやすい そりゃそうですよね、身内の利益しか考えていないんですから
私は地銀に勤めているときに、やっぱり取引先に家族経営の会社って多かったんですよね。
やっぱり現実は、家族経営の会社は寿命が短いです。
特に高度経済成長期のあたりに開業してその時代はよかったんですけど、今、息子とかの代になって全く回らなくなったっていうケースがめっちゃ多いです。
そりゃそうですよね。息子っていっても才覚があるとかビジネススキルがあるとかいうわけでもなく、ただの「息子」ですからね。それ用に特別な教育をしたわけでもないですから、普通に経営とかしてれば今の時代経営はむつかしいです。
中小企業レベルでも、ちゃんと親族以外の人間を役員なんかに採用している会社はまだマシですからね。役員以上を完全に親族だけで固めている会社はけっこう次々につぶれていきました。
これって、気づいたんですけど、「第三者の意見を聞かない」ていう経営者が多かったです。ようはアドバイスを聞かないんですよね。
自分に自信があるのかそれが根拠のない自信なので、プライベートとかではその自信が発揮されて異性にはモテたりしますけど、仕事での根拠のない自信は致命傷になります。
家族経営の最大の弱点は「アドバイスなどを聞いて、経営に幅を持たせることができない」ということですね。
家族経営はずっと家族経営のままです。そのまま消滅していく会社が98%ですね。
あえてそういう会社にはいるくらいなら、普通に製造業のホワイト工場に入ったほうがお174倍マシですからね。定時で帰れて有休完全消化できますし長期休暇もあってボーナスも出ますしね。
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一度、家族経営の会社に間違って入ってしまった場合には、次はそういったせんたくをしないようにしてくださいね。