歯科技工士を辞めたい 低賃金で長時間労働な実態と技工士がいなくなる可能性がある業界からの転職方法

歯科技工士

私、最近銀歯だった部分を「セレック」でセラミックにしたんですね。右の上の奥歯と右の下の奥歯を一本ずつセレックでセラミックにしました。

セレックシステムって、歯科医院にセレックシステムがあって、CADを使ってその場で口の中をスキャンして、その場でセラミックを機械が削ってセラミックの歯のかぶせモノができるんですよ。1時間くらいで一本のセラミックのかぶせモノができます。

値段も1つ5万円くらいでセラミックとしてはそれほど高くありません。普通にセレックで作ったかぶせものもそんなに歯科技工士が作ってものと感じ的にはそれほど違和感はありませんでした。

この時やっぱり思ったのは、「歯科技工士の仕事っていらなくなるのか??」と思いました。もちろん入れ歯とかインプラントとかは歯科技工士がやってるんでしょうけど、セレックとかの登場で歯科技工士の仕事は少なくなってきてるのは間違いないでしょう・・・

私は最近ほんとに歯医者に行くことが多いのですが、歯科医にはイヤと言うほど会うんですけど、「歯科技工士」の方にはお会いすることはないんですよね。

歯科技工士ってどういう現状で仕事しているのかを旦那さんが歯科技工士をしている人に聞く機械がありました。

歯科技工士の離職率は8割以上 歯科技工士の仕事の現状を「知らないで」業界に入ってしまった人がいる

歯科技工士の仕事ってかなり「ブラック企業」に匹敵する過酷な労働環境見たいです。ただ、その状況を「知らないで」歯科技工士の学校に入ってそのまま

歯科技工士になってしまう若者が多いみたいです。

そんな状況なので、歯科技工士の離職率は8割くらいに達します。

8割の離職率って飲食系のブラック企業に匹敵するくらいの離職率ですね。一件、技術職で自分のペースで仕事ができそうなイメージがある歯科技工士の仕事は、ブラック企業顔負けの長時間労働低賃金の職場ということです。

歯科医師に大きなマージンを取られるため永遠に低賃金の日本の歯科技工士

歯科技工士はとにかく低賃金です。現実を知らないひとは、結構いい給料もらっている・・・・と言ったイメージがありますよね。私もそうでした。

でも実際は、年収300万円いかないひともいるみたいです。それって、コンビニバイトのフリーターレベルの給料です。

でもさすがにどうしてそんなに低賃金なの、さすがにおかしくね?( ;´Д`)と思いますよね。それは、歯科技工士って、日本の場合は必ず「歯科医師(歯医者)から経由して注文を受ける」と言うことにつきます。

そう、歯医者に歯科技工士の作業料からマージン(仲介料みたいなカタチですかね?)をかなり取られています。

このマージンがかなりえげつないので半分くらいの金額をマージン取られるみたいです。なんかヘタなやくざみたいな感じですよね・・・・

そうはいっても、歯科医も「コンビニよりも歯医者の数が多い」と言われているほど競争が激しく、こういった歯科技工士からのマージンを取らないとやっていないという現実もあります。

ということは足の引っ張り合いみたいになってますよね。なんか悲しい現実です。

これって日本だと歯科技工士って歯科医から経由して仕事を摂るしかないんですけど、海外では「デンチュリスト」っていう歯科技工士の資格が合って、直接診察して「直接」患者から歯科技工の注文を取ることができるんですね。

そう、海外では歯科技工士が患者から注文を取れるのでマージンを差っ引かれることがないんですよ。でも日本ではこういった「デンチュリスト」みたいな資格はないんですね。

日本の歯科技工士は永遠に歯科医からマージンを取られまくる・・・・ということです。派遣社員が永遠に貧乏なのとなんか似ています。派遣社員も人材派遣会社から思い切りマージン引かれてますからね。

正社員以上に仕事ができる派遣社員 優秀過ぎる派遣はガチで転職して正社員になってほしい
仕事ができる派遣社員ていますよね。正社員でもただ会社に来て現場にいるだけの人もいます。仕事ができる優秀な派遣の人を見るとほんとにただ、「肩書」が違うだけで給料も違うし待遇も違うのはもったいないです。そういう人こそ転職活動をちゃんとやって正社員になってほしいです。

これって、歯科医師に「マージン下げてくれよ」とかいったら悲惨なことになります。歯科医師と歯科技工士は江戸時代の武士と農民くらいの身分の差があります。

なんか、厚生大臣の広告で報酬の取り分を「歯科医師5割、歯科技工士5割」にしてくれと、歯科医師に言った歯科技工士がいたらしいんですよ。

その歯科技工士って結局、歯科医師に総スカン食らって、仕事がなくなったらしいですよ。その歯科技工士って妻と子供を残して将来を悲観して自殺してしまったらしいです。

いや、これちょっとブラックすぎるというか、歯科技工士の地位低すぎるでしょ。っていうかどんだけマージンとられれうんだよ?っておもいませんか?

マージンのほうが高いじゃないですか。これじゃあ歯科技工士の年収が300万円行かない人がいるっていうのもよくわかります。

こんな感じで、歯科技工士の技工料ってメチャクチャやすいです。だから、歯科医はいくらでも歯科技工士に仕事を頼むので、歯科技工士は長時間労働で永遠に働くことになるんですけど、給料は全く増えないという超悪循環が生まれているわけです。

歯科技工士はブラック企業顔負けの長時間労働 うつ病になるのはホトンと確定的

その旦那さんが歯科技工士「だった」人の話では、だんなさんはうつ病なったので歯科技工士を辞めたということでした。主な原因はあなたの想像の通りですけど、長時間労働です。

歯科技工士の旦那さんは、朝9時から仕事で、100キロ圏内の歯科医師を自動車出回って午後に会社に帰ってきます。すぐに作業を開始しますが、昼飯とか食べないで作業開始が多いみたいです。それで、永遠に作業しつつ夜中の2時~4時くらいまでは仕事をします。それで車で家に帰って3~5時間くらい眠ってからまた、9時から仕事と言う感じです。

こういった仕事で、休みを返上して仕事をすることも多く、普通に残業時間は200~250時間くらいになります。といってもサービス残業なので給料は激安のままです。

最近では、土日営業の歯科医も多くて、そういったところに対応し始めたので、土日も仕事に出ることが多くなり月に1~2日休みが取れればいい方でした。

そう、こういった状況だととうぜん「うつ病」になります。その旦那さんは楽勝でうつ病の症状が出てきたんですね。

夜疲れているのに眠れない

朝、会社に行こうとすると体が鉛のように重く動かない

突然、意味もなく涙が出てきてなきだしてしう

「死にたい死にたい」と言い始める

高いところに昇るとそこから飛び降りたくなる

自殺を具体的に考えるようになる

 

といった言った症状が出ていたそうです。これってけっこう「うつ病」の重い症状ですよ・・・・それを見かねた奥さんが

「もう、歯科技工士辞めてもイイよ」

と言うことを言ったそうです。できた奥さんですね。バカな女なら死ぬまで働けとか言いそうですけど、こういった奥さんで本当に助かったわけです。

結局、5年つとめた歯科技工士の仕事を辞めて転職したわけです。私的にもこの状況なら止めて正解だったと思います。

ブラック企業でうつ病・適応障害など精神病になる前に転職すべき理由 
実際にうつ病患者が続出するようなブラック企業。長時間労働、パワハラ上司、嫌な人間関係がいパイのブラック企業。そういう会社で精神病といった病気になる前に転職すべきなんですよね。ずっとその会社に居たいならいいんですけど、精神を壊してまでそこにいる意味がないわけです。それをわかってほしいところなんですよね。

セレックなどのCAD技術で歯科技工士が必要ない技術が進歩してきている

上述にもありますけど、セレックなどのCAD技術が発達してきています。これやってもらったんですけど、ほんとに歯科医だけでセラミックのかぶせものができてしまいます。

これが歯医者で完全い普及してい行けば、歯科技工士の仕事も「減って」くるのは素人の私でも簡単にわかります。

たしかに、歯科技工の業界以外でも3DプリンタとCADの高度化で今まで手作業で作っていた部品とかが簡単に作れるような時代になってきました。

自動車業界なども自動車メーカー以外の普通のメーカーでも電気自動車とか作れる時代になるそうです。

セレックでやってもらった歯もほんとに、以前、歯科技工士ににやってもらった歯とほとんど変わりません。

だったら、値段が多少安くて時間もかからないセレックのほうをえれ部人のほうが今後多くなるでしょう。時代は変わっていきいます。

今、歯科技工士になる人は減っているらしいです。無理もないですよね。

最近ではネットで歯科技工士がいかに食って行くのすら難しい低賃金なのに長時間労働の仕事というのがわかってきていますから、歯科技工の専門学校に通う若者も減っています。

というか、こういった現状をしってしまったので、とても若者に歯科技工士の仕事を進めることは正直できません。

歯科技工士の仕事がさすがにキツすぎて辞めたい 精神的にも肉体的にももう限界が近いという場合は労働環境を変えていく必要があります

歯科技工士の仕事がきつすぎるから辞めたい・・・・と思うのって無理ないですよこれじゃ。けっこうブラックな業界がありますけど、技術のわりにこれだけ低賃金で長時間労働って職業ってあんまりないですからね。

せっかく専門学校とか出て歯科技工の技術を身に着けてこれですからね。

歯科技工士の場合は異業種に転職するという方法が一択になると思います。歯科技工士の仕事を続けるならいいのですが、たぶんそういう人はこのページを見ていないでしょうからね。

異業種と言うと、正直自分の好きなことなら何でもいいです。ただ、一点「ブラック企業だけは避けよう」ということです。歯科技工士の仕事もかなりブラックですが、確かに同じレベルのブラックな業界はあります。

ちょっと例を挙げると、飲食業界、介護業界、広告代理店、出版、IT業界(下請け)、怪しげな訪問販売・・・・と言ったところがメインです。

こういった業界を避けるのは必須です。というかどうしても飲食の仕事をしたいとか介護の仕事とかなら別ですけど、私なら絶対避けます。

歯科技工士の仕事をやって気づいてると思いますけど、仕事っていくら自分のやりたい道だったとしても、低賃金で体を壊すほどの貯時間労働だったら、そんな、自分の意識が高い志とかは二カ月もたたないうちにどうでもよくなります。

人間てそれほど強い生き物ではありません。

とにかく転職で大事なのはブラック企業を避けて、労働環境のいい会社に入るということがまず大前提なんですね。

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