私もどちらかというとコミュ障の方で、大学時代はイケイケの友人とかが遊びまくっていましたけど、私は地味な大学生活を送っていました( ;´Д`)
そんな私が新卒で入ったのは某地方銀行、すぐにコミュ障なんですけど、すぐに営業をやらされるという悲惨な運命をたどってしまいます。
たいして情報収集しないで地銀に入ったら普通に事務とかやるとおもってた自分があほみたいでしたね。それでも営業をやってみてしばらくするとしゃべれるようになるもんなんですよ。
これって不思議なもんで、あきらかにコミュ障的なキャラの人と、いかにも社交的な人とでも営業をやってみるとそんなに営業成績は変わらなかったりします。
営業ってその人の持ち味を出せばいいので、コミュ障なら誠実キャラで行けばいいですし、イケイケな人はそのままのキャラで行けばいいわけです。
営業は「慣れ」ですからね。本当にそう思います。
ただ、もともとコミュ障の人って、かなりしゃべること自体にストレスを感じるので、営業をやることそのものが「キッツい仕事」になってきます。
私も毎日イヤでしたよ。どちらかと言うと人としゃべるのが嫌いったわけじゃあないですけど、一人でいるほうが好きないタイプですし、仕事とかも普通に事務をやったり、今考えると「職人になればよかった」と思ってるくらいですからね。学校では「職人になれ」と言ってくれる人は誰もいなかったですしね・・・・
全員が進学してほぼ、全員が大学からサラリーマンになる時代でしたからね。いまでもそうなんでしょうけどね。
コミュ障な人でも営業はできるんですけど、ただ、営業をやることでストレスのたまり方が、コミュ力が高い人よりも数倍以上溜まってしまう・・・これがコミュ障が営業を辞めたくなる理由です。
営業はコミュ障でも3か月くらいでも慣れてきますし 意外と誠実なほうが長続きします
意外に思いますけど、コミュ障でも営業で成績を上げてる人ってけっこういますよ。 なんというか、地銀とかだと売っている商品が金融商品で堅い感じのものってのもありますけど、そんなにコミュ力が高くなくても誠実に話をすれば意外とお客さんも話を聞いてくれます。
というか、営業ってコミュ力っていうかどれだけお客さんの話を聞いてあげるかっていうほうが大事なんですよね。どっちかっていうと。
営業なんて、主婦とか高齢の人がメインターゲットです。旦那とかは日中働いていますからね。こういった主婦とか高齢に人は心を開いてくると、向こうの方からいくらでもしゃべってきます。
人間て接する回数が多ければ多いほど親しくなってくるっていう単純な生き物なのでマメに通って合っていればコミュ障でもそれなりに営業はできます。
そんなに高度なトークスキルとか必要ないです。
でも・・・コミュ障っていうのは「人と接するのがそんなに好きじゃあない」人種なんですよ。私もホント一人でいる時間のほうが好きなので、そういう意味で営業がイヤになってくるんですよ。
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ただ、もともとコミュ障なのと我慢して無理して仕事をしているので、ストレスのたまり具合は普通の人よりも倍くらいストレスがたまるんですよね
そう、もともと「コミュ障」な人って、生まれつきの性格によるものが多いんですよね。
もちろん性格が変わる人もいますけど、そういう人は少数派でたいていはコミュ障はずっとコミュ障で人と接するのが嫌いです。
人と接するのが好きならコミュ障とは言わないですからね。人間嫌いってわけじゃあないですよ。一人の時間が好きな人間ってことです。
コミュ障ってそういうキャラなので、営業ってそういった無理に人と話す機会を作ってしまった増すからね。しかもノルマとかあってそういうのって上司からなんやかんや言われることになりますし。
コミュ障って職人とか一人でやれる仕事をやればいいんですよ。でも、そういう職業無理なら、なるべく中小企業で異動の少ない研究職や技術職をやればいいわけです。だから私は地方銀行から転職して製造業の工場に入ったら、かなり楽になりました。人としゃべる機会が激減したんですね。
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もう一度念を押しますけど、別に人間嫌いじゃないですよ。一人で黙々と作業とか仕事をするのが好きなだけです。人と話すのは、飲んだりプライベートで たまにしゃべるくらいで充分なんですよね。
そんなコミュ障の人間が「営業」って仕事をすると、営業は話す量が普通に生きているよりも10倍以上にはなりますからね。単純にストレスが10倍以上になります。
そういうストレスも蓄積されて、あとは営業になると誰でも味わう
「きついノルマのストレス」「上司からの圧力のストレス」「基本、上司はみんなパワハラ野郎」
っていう理不尽なストレスもたまります。
何が言いたいかと言うと、営業なんて仕事は「外資系企業で歩合制(インセンティブ)」があるような会社じゃないとめりっが無いってことですよ。
普通の会社で営業をやってても、事務や経理、総務をやってる人間と給料同じですからね。営業成績が良くたって別に給料が良いわけじゃあないです。
外資系企業なら営業をやるにも、成績を上げればそれだけ給料が跳ね上がります。
実際、地銀でトップクラスの営業の同期の奴らは外資系の生保や証券、損保会社に転職したり、引き抜かれたりしていましたね。まあ、外資系は
成績が悪いとすぐにクビになるっていうデメリットもありますけど、それにしも地銀で営業やってるよりは給料は倍以上になったと言っていました。もうけっこう7年以上前の話なので、外資系にいったあいつらが今でも頑張ってるのかはわかりませんけどね。
正直一人でいるのが好きとか、人と会話するのがあまり好きじゃあないっていう人はストレスがたまりすぎて結局営業はやめてしまいますからね
一人でいるのが好きという人とか、人と話すのが苦手っていう人が、会社に入ってたまたま「営業係」になってしまうとけっこう悲惨です。
営業って、外資系企業で高い給料をもらうため以外には仕事としては何のメリットも無いですからね。
お客さんのクレーム
きっついノルマ
上司の罵声
ずっと営業成績が悪い奴はゴミという価値観
仕事ってお金をもらうために、イヤイヤやる人が99.7%だと思いますけど、その上で営業って正直コミュ障じゃなくても嫌なもんですよ。
何度も言いますけど、営業やっててメリットないですからね。成績上げても給料が上がるわけじゃあないし、出世するわけじゃあ無いし。上司に媚びてゴルフいってれば出世できるので、むりに営業なんてやりたかないですからね。そりゃ辞めてくなりますよ。
こういった、対人系の仕事をしたくないなら、製造業とかのメーカーとかもイイですしね。とにかく「BtoB」の仕事(取引先が法人同士の仕事)を選んだほうがイイですよ。
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営業が嫌で嫌で嫌でしょうないなら転職したほうがイイです。転職して私もかなり人生が好転しいましたからね。転職するまでは
プライベートとかも疲れて何もできなかったですし、休みの日でもノルマのこととか頭にこびりついていて、休んだ気になれませんでしたからね。
営業って仕事が好きって人は、なんていうか自分の時間とかを大切にしないタイプの人間が多いです。
人間はひとそれぞれで、自分ひとりの時間を大切にするタイプと、とにかく人と一緒に居ればそれでいいってタイプの人もいます。
まあ、とにかくコミュ障の人は、自分の時間を大切にするタイプがほとんどなので、営業流行んないほうがイイですからね。
ただ、唯一営業をやって得することは、たしかに流暢にしゃべれるようにはなります。私もどっちかって言うと口下手でしたけど、営業やったらまあそりゃあ、口先だけで、屈強な家庭の主婦とかを口説き落とすんですから、そりゃ口下手とか言ってる場合じゃないですからね。
でも、口がうまくても、まあそれだけって感じです。別に口下手なら職人とか製造現場とか建設現場とかトラックの運転手とかまあいくらでも仕事はありますからね。人と接するこをを避けようとすればそれなりの仕事もあります。
個人的に仕事とかで意識高く持つ必要とかも無いと思いますよ。というか、仕事はやってあたりまえですから、やるべきことをやるだけで、極端に仕事がきつい場所(ブラック企業)だったら場所を変えればいいだけですからね。仕事に対してはもっとクールに考えたほうがいいですよ。あくまで自分の人生を豊かにするものであって、仕事自体が人生じゃないですからね。