ノルマがなくて「BtoB」の業界に入るのがブラック企業に捕まらない

ノルマ

よく「ノルマのない業界」「ノルマのない会社」とかの情報を集めて転職する人っていますよね。

これをする人は「ノルマのある仕事はきついからノルマのない仕事を選んで転職しよう」っていうことを狙った行動だと思います。これって半分合っていますけど半分間違っています。

たしかにノルマのある業界はほとんど仕事がきついですし、ブラック企業な確率って高いんですよね。今までノルマのある仕事で地獄を見た人もいるでしょう。

ただ、ここでわかっておきたいのは

 

「ノルマのある業界でもノルマのない仕事もある」

「ノルマ無い業界でもブラック業界はある」

 

ということですね。

情報を集めて、社会人経験がある程度ある人はこのあたりは気づいている人もいますけど、意外と気づいていない人も多いです。

ノルマのある業界でもノルマの無い仕事もある・・・・とは

私の勤めていた地銀でも、営業をやると当然ノルマがあります。

ただ、地銀でも人事課とか本部の総務課人事課とかはノルマがありません

。支店でも預金を担当している人はノルマがありません。逆に支店長は店のノルマがあるんですね。

支店の預金(お金を預けてもらっている総数)と貸金(お金を貸している金額の総数)などを前年より○○%上げなければいけない・・・・というノルマがあります。

地銀でも本部で働いている人は割とノルマもなくてユルい仕事をしていました。だから、本部に行きたがる人が多かったですね。

金融業界だけじゃなくて、ほかの業界でもノルマがある業界といっても、部署によってはノルマが無い部署もあるし、仕事が緩い部署があるということです。

このあたりは社会人経験がある人は

「そうなんんだよねー給料変わらないのにノルマ部署によってノルマがあったりノルマが無かったりするんでよねー不公平だよ」

と思っている人はたくさんいると思います。

まずノルマのある業界といっても、全員にノルマがあるケースは割と少ないと考えていいでしょう。ただ、地銀でも7割くらいの人は営業なので、営業になる可能性は高いです。そしてだいたい男性で地銀に入社したらたいてい営業をやらされます。

正直、本部などに行けるのはエリートかたまたまま運がイイ人なので、たしかに「ノルマのある業界はたいていブラック企業」とおもってもいいと思いますよ。

「ノルマ無い業界でもブラック業界はある」とは?

ノルマのない業界でも普通にブラック業界ってたくありますよね。

例えば、介護業界・飲食業界・保育士・出版・広告代理店の業界といったところが簡単に思いつきます(ほかにもたくさんありますけどね)。

「ノルマない業界」を探しているあなたの目的ってぶっちゃけて言いうと「仕事が楽でユルイ会社がいいよー」っていうのが本音ですよね?

ノルマのない業界でもブラックな業界もあるので、そういった仕事がある程度ユルクできる業界を探すにはさらに突っ込んで探していく必要があるんですね。

このあたりを、考えないで転職活動している人ってたくさんいます。ノルマが無くてもブラックな業界はあるのでそこを見極めていくのがとても大事なポイントです。

そう、仕事がある程度ユルくて楽に仕事ができて、そこそこ給料がもらえる会社ってのはたしかにあります。「ノルマが無くてホワイトな業界」を

探していくのがベターです。「ノルマが無い」というだけではちょっと会社の選択のやり方としては弱いんですよね。

そう、「ノルマが無くて」「ホワイトな業界」に行くのが大前提です ノルマが無くて「BtoB」の会社を狙って行こう

じゃあ、どうやってそういった仕事がユルイ業界(会社)を探していくのかと言うと、ブラック会社を除外するにはポイントがあります。

▲まず、ノルマが無いのはたしかに大前提 ノルマのある会社はたいていブラック

▲「BtoC」の業界は避けて「BtoB」の業界に絞る

▲転職活動で面接を受ける会社の口コミをネットや聞き取りで念入りに調べる

といった方法がとても大事です。項目別に解説していきますね。

まず、ノルマが無いのはたしかに大前提 ノルマのある会社はたいていブラック

まず、たしかにノルマがある業界(会社)はたいていブラックです。私の経験上あまり例外は無いですよね。たとえば、車の販売ディーラーの営業、金融系(銀行、損保、生保、証券)、浄水器販売とか怪しげな訪問販売から、とにかくノルマがある仕事はたいていブラックな仕事です。

営業が好きとか、ノルマがあまり苦にならないという人はいいですけど、たいていの人がノルマがあるのはイヤですよね。

私ももうノルマのある仕事は金輪際やりたくないです。

ノルマがあっても、かなり高給をもらえるならまだいいんですけどね。

こういった業界は激務で長時間な仕事でかつサービス残業お多いので労働時間に対する給料を時給に直してみるとかなり低い時給になります。時給1000円だったりね・・・長時間働くのが前提の仕事になるってのはもうかなりその時点でブラックな仕事ということになります。

余談ですけど、ノルマある仕事で「割の合う仕事」は外資系企業だけです。日本の会社と違って営業成績を上げればそのまま給料が倍増します。

私の知人も地銀から外資系の生保会社に転職しましたが、その外資系企業で成績を上げて給料は地銀時代に2.5倍ほどもらっています。

外資系は完全に実力主義なので、営業をやるのに自信がある人は外資系企業と言う選択肢もアリでしょう。

「BtoC」の業界は避けて「BtoB」の業界に絞る

ブラックな業界を避けるには「BtoC」の業界は避けて「BtoB」の業界に絞るというのが大事です。

「BtoC」っていうのは、いわゆる「会社が直接消費者(個人)に対してサービスを行う会社」のことです。

たとえば飲食業なんかは直接個人のお客さんにサービスを提供しますよね。普通に小売店とかスーパーとか百貨店とかもそうです。

金融の営業とかも、直接、個人のお客さんに住宅ローンとか投資信託を打ったりしますよね。

生保の営業とかも、生命保険を直接お客さんに売ったりします。自動車のディーラーの営業もそうですよね。保育士とか介護職もそうですよね。

こういった、「BtoC」の業界はたいていブラックです。ちょっとイメージするとすぐわかりますよね。そう直接消費者を相手にするのってかなりきついです。

理不尽なクレームとか毎日ありますし、たいていの「BtoC」の会社ではノルマもあります。お客さんの対応に追われてノルマもあって、上司もノルマの圧力が合ってパワハラとかもよくある業界・・・・・いやこんなのやりたくないです。

こういった「BtoC」の業界って経営者「だけ」が美味しい思いをする業界ですし、今の日本ではサービス過剰になっているので、結局仕事量はどんど増えていきます。

しかも、「BtoC」の仕事はあたりまえですけど離職率も高いうえに、やりたがる人も少ないので常に人手不足です。だから一人当たりの仕事も増えていく一方です。

そりゃやりたくないですよね。

毎日お客さんと接するのって私はもうこりごりです。よく「人と接するのが好き」とか甘ちゃんな考えで入ってくる新卒の人たちは

たいていつぶれていきます。同じ給料をもらうにしても「BtoC」の仕事はもうコリゴリです。

転職活動で面接を受ける会社の口コミをネットや聞き取りで念入りに調べる

できれば、転職活動で面接を受ける会社はまず口コミとかをネットで拾ったり、もしできるのであれば直接人からその会社の口コミとかを探るのがベターです。

最近では相当小さな企業でない限り、その会社の口コミとかが出てますしね。2CHとかにブラック企業として載っている会社は論外です。

地元の企業の情報を交換する掲示板とかけっこうあるんで、社名で検索すれば口コミが載ってる場合が多いです。そこでブラック企業っぽい会社の口コミがあったら警戒したほうがいいわけです。

一番いい方法は実際にその会社に勤めている人からどういう会社かを聞くのがイイんですけど、なかなかそういった機会を持つのはむつかしいですからね。

できるだけ、会社単位で情報を集めるのは大事なことです。

これってめんどくさいですけど、自分が長い間勤めるかもしれない会社の情報を集めるのはやっておいたほうがイイですよ。

テキトーに内定もらって入ってしまうとそれがブラック企業だったなんてことはよくある話ですからね。

「ノルマの無い業界」で「ブラックな業界と言われている業界以外の会社」でかつ「BtoB」の企業を選ぶべき理由

ノルマのない業界を選ぶのはもう当然なのでイイと思いますけど、「BtoB」の、いわゆる「会社の取引が企業対企業」を選ぶというのがブラック企業をまちがって選んでしまわないための大事なポイントです。また、その中でも「ブラックな業界」と言われている業界は避けるべきですね。

「BtoB」の業界でも商社とか建設とか広告代理店とか激務なところはありますからね。

こうやって選んでいくとホワイトな業界ってういうのはかなり限られていきます。私の経験だとこういった選別をしていくと残ってくるのは

 

「これから伸びていくであろうメーカーの会社」

「独自の特許などをもっている強みのある会社」

 

ということですね。特に中小企業とかでも特許を持っていたりする会社がねらい目です。メーカーで大企業でも東芝とかシャープとかは今悲惨なことになっているので

ネームバリューは無くても、特許とかがあって地味に業績が伸び続けている会社っていうのはけっこうあります。

そういった会社はネームバリューが無いので新卒での採用も大量にはできません。そのため、結構な確率で中途採用をしていることが多いです。

私の知ってるだけでも、精密なカメラの技術の特許を持っている会社、自動車の駆動系の部品に特許を持っている会社、ベアリングの技術に特許を持っている会社なんかがあります。

そこに勤めている知人もいますが、ホワイト企業なんですよね。

たいてい、ノルマがあったり「BtoC」の会社は長時間労働で効率のいい仕事なんて求めていません、社員をこき使ってサービス残業をやらせて人件費をちょろまかして利益を上げている会社がほとんどです。

そういう会社には正直未来は無いと思います。長期的には会社は傾いてくるからですね。

人材を大事にしない会社は長期的にみると傾いてきます。

その点、会社に独自の強み(特許)とかが合って地味でも業績を上げている会社は仕事も効率的ですし、残業をする人はかえって仕事ができない人だ・・・という経営方針がほとんどです。

そういう会社を見つけていくのがまず、ブラック企業を避ける大事なポイントなんですね。

ただ、自分ひとりでそういう会社を見つけていくのはむつかしいので転職サイトの力を借りるのが大前提です。

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