よく「石の上にも三年」とかいいますよね。あれって、ブラック企業とかが奴隷を長く縛り付けておくための洗脳教育です。
ちょっと冷静に考えてみれば、「この会社は長く務めるに無理だ」というのは、1年もあればわかります。そこで無意味に3年くらい我慢するのはちょっとナンセンスなんですよね。
でもついつい3年くらい我慢してしまうんですうよ。そうすると、ズルズルと機会を失って10年くらい自分が痛くもない会社に勤めてしまうというパターンになります。
4年目ってそういった節目の年なんですね。大卒で就職してれば26~27歳くらいなので、転職するにはちょうどいいころなんですよ。
逆に言うとこれが30代になるとやっぱり20代に比べれば転職はむつかしくなります。30代でも転職はできますけど、やっぱり20代での転職が一番身動きがとりやすいというのは紛れもない事実なんですね。
私も会社を4年目に辞めたいと思うときがりました 異動を機会に激務の支店に配属されたからです
地銀に勤めていた私は、4年目に自分としては3回目の異動がありました。地銀営業をやっていて3年目で営業成績は普通くらいだったんですが、自分なりにはがんばっているつもりでしたけどね。
そして異動になった先というのが、支店長がなんかいわゆる「サイコパス」な人間だったんですね。
サイコパスっていうのは、「悪いことをしても罪の意識が全く無い」と言う人種のことです。まあ先天的な病気みたいなもんです。
会社の経営者ってサイコパスが多いみたいですね。なぜなら、従業員をこき使って過労死させるまで働かせてもまったく罪の意識とかが働かないらしですからね。
ワ〇ミやユニ〇ロの社長とかはサイコパスとか言われてますしね。
そういう支店長がいる支店に配属になった私は、異動してからもう1週間で辞めたくなりました。
その支店長っていうのが地銀の常務理事の甥っ子でいまま仕事の実績とか何もないのにコネ「だけで」支店長になったという人間です。けっこう地銀内では有名な話でした。
まあ、地獄でしたね。ノルマを毎日言われるのに離れていましたけど、なんか事あるごとに
「お前は行動が鳴っていない」
「歩き方がおかしい」
「営業の回る順番がおかしい」
とか、仕事のやり方や行動方法まで毎日文句をつけてきました。これをやられると、ぶっちゃえけ仕事ができなくなるというか逆に行動を制限されて営業成績も下がっていきました。
まあ、平たく言うと「仕事の邪魔をされているだけ」なんですね。そう、そういう上司っていますよね。仕事の邪魔しかいない上司。そういった支店長だったんですよ。
だから支店の営業成績はガタオチです。ただその支店長が自分の行動が原因だとは思ってないので、当然「お前らがふがいないせいだ」みたいに責任を擦り付けます。
とまあこの支店に行ってからずっと辞めたいと思っていました。そう思いながらも私は30歳になるまでなぜか頑張ってしまったんですね。
いままでの洗脳教育で「会社を辞めることは悪いことだ、我慢が出来ない人間は恥ずかしい」みたいな訳の分からない刷り込みがあったからです。
そして結局30代でうつ病になって休職するんですけどね・・・・・
そう、何が言いたいかというと、20代のうちに「この会社まずいな・・・ずっと勤めることはできないな」と冷静に判断出来たら転職はしておいたほうがイイと言いうことです。
そのまま私のようにうつ病になって結局休職→退職になるケースもよくあるパターンですし、
30代になって転職が難しくなったり、結婚して家庭を盛ったりしたらさらに転職する機会を失って行きます。
幸いわたしは、32歳でホワイト工場に転職することができて、地銀とは全く違う、ストレスが無くてノルマもない環境で働くことができました。
そう、「もっと早くホワイト工場に転生しておけばよかった」と当時は思いましたね。そう変な「我慢するのがかっこいい」とか「我慢できない人間はダメだ」とかそういった洗脳があったからです。
でも今考えてみると、その我慢するっていのはただの「思考停止」だったんですね。我慢していればこの厳しい状況もよくなっていくだろう・・・・
とか思っちゃうんですよね。現実は全くそうでなくて、最悪でした。うつ病で退職です。
4年目で会社を辞めたいと思っているなら、もうすでに3年以上は会社にいることになります。
そうならもうその会社がどんな状況でどんな労働環境、会社の将来性、自分にその仕事が向いているかっていうのはイヤというほどわかっているはずです。
そのうえで冷静に考えて辞めたいと思ったら動きの摂りやすい20代のうちに動いておくべきなんですね。
まずはその会社での将来をイメージしてみる そしてそのイメージが暗い物だったら転職したほうがいいです
入社4年目で年齢が26~27歳くらいだと、普通なら仕事もできるようになってきて、その仕事が嫌いじゃ無かったら一番仕事が楽しくなってくる時期です。本当ならね。
20代でまだ体力もあって、仕事も覚えてきて、彼女がいたら結婚とかも考え始めて自分の人生計画のビジョンが明確になってくる時期でもあります。
だから、普通なら希望にあふれている時期なんですよ。仕事が順調なら一番いい時期といってもいい時です。
そんな時に、「辞めたい」とか思うってすでにその仕事がイヤでしょうがないんじゃなんですか?図星じゃないですか?
ただ、辞めたいという感情だけで辞めてしうまうのもちょっと勢いだけになってしまうので、まずはあながたその会社で10年後にイキイキ働いているかどうかをイメージしてみましょう。
今の会社の状況を考えてみて、じっくりとイメージしてみます。そのイメージがたとえば
・30代後半くらいでストレスたまりまくりで毎日イヤイヤ働いている
・そもそも、会社の経営がうまくいかなくて給料が減ってるかもしれない
・結婚してしまって、この会社を辞めてくてしょうがないのに転職することができなくていやだけどしかたなくこの会社に勤めている。
・いやそもそも、このままいたら、過労死するかうつ病になって体を壊すかもしれない
こういった「負のイメージ」しかわかないなら、私としては転職したほうがイイと思います。負のイメージしか出てこない会社に勤め続けるって本当に悲しいものですよ。
自分の今の状況を冷静に考えみて将来をイメージしてみましょう。
その結果が暗い物しかなかったら行動する方向性はもう決まってくるはずです。
もうこの会社では働けない、30代になっても無理だというなら労働環境を変える必要があります
上述のようなイメージをしてみて、「もうこの会社で働けないな・・・このまま30代に突入するのは無理だ」と思ったら労働環境を変えていく必要があります。
入社4年目で辞めたいと考えるなら、新卒で入った会社選びは失敗したということになります。その失敗の原因を考えつつ自分の今後の働き方のイメージしてく必要があります。
新卒で失敗した理由でよくあるのが
「会社のネームバリューだけで入ってしまった」
「なんとなく働きやすそうなイメージがある会社にイメージだけで入ってしまった」
「新卒の就活がめんどくさかったので入れればどこでもよかった」
こういった理由だったとします。転職するにしても、ネームバリューだけとかなんとなく会社をいらぶとまた同じ失敗をすることになるので同じ失敗をしないような行動をしていくことが重要です。
そして、自分が今後どういったことを重視して働いていくかをまは決めておくことです。
ちなみに私の場合はとにかく「定時で帰れて、休日もあって、ストレスの少ない仕事」といういことだったのでホワイト工場を選択しました。
その選択は間違って無くて、ストレスは地銀時代にに比べてものすごく減りましたし定時で帰れることがほとんどなので、毎日プライベートの時間も取れて人生が上向いてきました。
「定時で帰れる会社」
「有休がしっかりととれる会社」
「サービス残業のない会社」
こういった会社を選ぶのはまずは基本ですね。定時で帰れる会社は正直少ないと思いますが、残業あがっても残業代がつくってのは法律上当たり前なんですね。
労働基準法で決まっています。サービス残業をするってことは違法行為なんですね。
違法行為をしている会社はどのみちこの世の中の流れでは成長してくことは難しいでしょう。効率の悪い仕事をしているということですからね。
こういった基本があるうえで
「こういった職種をやってみたい」
「営業をしたい」
「事務をやってみたい」
「コンサルティングをやってみたい」
といったやってみたい職種を考えるといいと思います。
こういった職種を考えるときにわかりにくいときには、優良な求人を実際に紹介してもらって自分の目で見てみるのがイイと思います。
実際に優良な求人を見てみてみると自分がどういった仕事をやっていきたいの判断材料になりますからね。