私の祖母は訪問看護を受けているんですが、これがヘルパーさんの仕事っぷりには頭が下がります。
訪問看護って施設看護と違って、「何でも一人でやらなければいけない」ですしね。正直、一人で高齢者の相手をするって大変ですよ。
うちの祖母はまあそんなに気難しい方ではないですけど、なかには偏屈なジジイとかもいて大変なはずです。
私の行っていたスポーツジムの道場で訪問介護の仕事をしていた若い女性がいました21歳くらいですかね。介護の仕事を始めたのは「高齢者のためになる仕事をしたい」といった意識の高い系の女性でした。
短大を卒業して介護の道に入ったんですけど、たぶん「介護の現場の現実」と言うのを知らなかったのかもしれません。若いと情報を調べたりするということをあまりしない人も多いですから・・・・
その女性は1年くらいで介護の仕事を辞めてしまいます。あれだけ高齢者の役に立ちたいと言っていたのにスグに精神的に限界が来たみたいです。
いわゆる「理想と現実とのギャップ」に耐えられなかったということですね。介護の仕事って高齢者に尽くす仕事ですからね。ハードな仕事ですけど
給料は死ぬほど安いですから、ボランティア精神かある程度割り切った覚悟が必要なんですよ。
だから、こういった彼女に見たいに「高齢者の役に立ちたい」みたいはお花畑的なユルイ考えではとてもやっていけせん。
彼女の脳内では車いすに乗ったおばあちゃんとかがやさしく笑って笑顔で会話しているのが介護のイメージなんですよね。
それでもって実際の介護は「早く張ってくれよ何やったんだよ」「金払ってんだからもっときびきび仕事しろよ」とか老人に言われれる世界です。
高齢者って、そんなにいい人って少ないですよ。特にこれから後期高齢者になる団塊の世代なんて、プライド高いのでヘルパーなんてただの奴隷くらいにしか思ってません。
高齢者にいくら尽くしても、お礼も言わない老人が多いです。
もちろんこんな人バカいではないですけど、そういった老人のほうが多いですね。
特に認知症の高齢者になるともう感謝とかそんな感情は無くなりますからね、というか性格が攻撃的になるので、手が付けられない高齢者もたくさんいます。
そういった高齢者を訪問看護で相手をするわけですから、その若い彼女のお花畑のユルイ希望はあっさり崩れるわけです。それでもって辞めてしまったんですね。
介護の仕事って割り切りった精神力が必要です。ただ、重労働でそういった高齢者の相手をするだけでもキツイのに給料が安いという・・・・だから正直介護の仕事なんて「自分から」やろうとする人はいません。
何らかの事情が合ったり他に仕事がなかったりと、それなりの事情があるから介護の仕事をイヤイヤ
やっているというケースがほとんどです。もしろうじゃなければ、介護の仕事を一生やればいいわけですから何も問題はないですよね?
そもそも介護の仕事は労働が大変な割には賃金が激安の業界 これは政府が介護に力を入れていないからです そういう仕事は見切りをつけるべき
訪問介護のヘルパーってもう一度言いますけど、労働が極限まで大変なのに賃金は激安です。まず、思うんですけど、正直派遣社員とかで工場とかで働いたほうがお金になります。
もしくは警備員の仕事とかのほうがお金になりますし、対人関係もないですし高齢者の汚物を吹いたりする必要もないので
全然楽です。もちろん肉体的にはヘルパーの仕事と同じくらい浸かれる場合もありますけど、対人関係や高齢者に理不尽な対応をされることもないので精神的にはとても楽です。
私も営業の仕事からまずは工場の仕事とかをやったのですが、あまりのストレスの無さに「これでお金もらっていいの?」と思ったくらいです。
少し働き方を変えるだけでもストレスや生活の安定度が変わってくるので、いくら仕事が無いからと言っても訪問介護のヘルパーをする必要って相当な理由が無ければやる必要なないと思います。
ちなみに女性でも工場や警備員の仕事はできます。逆に女性だから重たいものを持たされたりすることもほとんどないので女性のほうが労働のわりに賃金が高いです。
ヘルパーの知人に訪問介護の厳しい現状を聞いてみました。なかなかのブラックな仕事の現状でした・・・・
高齢者の部屋が汚い 耐えられない
訪問介護の仕事でなにがきついかって、想像を絶するほど汚い高齢者の部屋(家)があるということです。ある意味介護が必要な人だから仕方ないんですけど
一人暮らしで掃除もできないわけですからね。普通にダニとか死ぬほどいそうですし風呂場とかカビだららけで掃除しても取れません。臭いも耐えられなくらいきついですしね。
そい打った場所に訪問するのが訪問看護の醍醐味に一つになってしまいます。私にはとても耐えられそうにありません。これが好きでやってるならいいんですけどね。
訪問看護ってキャンセルがあってただでさえ給料が低いのにどんどん減る
訪問看護って相手の都合でキャンセルが多発します。そうすれば時給の場合なら給料は減りますからね。こうやって収入が不安定というのが訪問看護のあるあるです。
普通の会社に勤めていてば給料が安くてもそこからさらに給料が減るってことはめったないないですからね。
スケジュールが立てにくいうえにキャンセルとかになってしかも給料が減ってしまっては生活の目途が立たないともちょっと悲しいですからね。不安定な仕事って正直怖いですよ。
普通にセクハラがある 高齢者はやりたい放題
高齢者って、何をやっても許されると思っています。弱いから守られて当然みたいな感じですね。
そこを利用されて普通にケツ触られたりするセクハラなんて訪問看護では日常茶飯事です。そんなの当たり前なので、恥じらいとかは100%捨てなければいけない仕事ですしね。
認知症をよそおって抱きついたりケツ触ったりと高齢者はある意味「無敵」ですからね。失うものってなにも無いですしね。だからセクハラがあるというのは前提でこの仕事やってくださいね。私はイヤですけどね。
何でも一人でやらなきゃいけないのが訪問看護のヘルパーのきついところ
認知症の高齢者はもう普通に何するかわかりません。
便まきちらしたりしますからね。それが介護施設だったら、そういったことも人が多い分未然に防げますけど訪問看護だとそういうことがあっても助けも呼べないですし、そもそも高齢者は一人でいるので、防ぎようがありません。
そういった厳しい状況でも全部一人で対応します。
便のまきちらしを一人で処理するとかよくあることです。
場数を踏んだヘルパーならまだいいですけど、新人ヘルパーだったらオタオタして対応できないことも多々ありますからね。いやこれってこの仕事で給料が安いって致命的にブラックな仕事だと思いますよ。
こういった状況なので、訪問看護のヘルパーは当然やりたがる人がいないため慢性の人手不足
訪問看護の世界は、人手が全く足りていません。なので、一人当たりの仕事の負担が大きくなっています。
だったら、給料を上げれば人はきつい仕事でも入ってきますが、介護の仕事で給料が上がることはないでしょう。それは介護が「お金を生まない仕事」だからです。
政府とかも金融や建物、ものつくりにはお金おかけて税金を投入します。これはお金を生み出すからですね。
これに比べて介護の仕事は人間にとって終末期のイベントなので、お金を生み出さないんですね。だからそこにお金を投入することはありません。
これから高齢者が爆発的に増える時代なのに介護の仕事の給料は上がることはないでしょ。
そういった背景が分かっていればなにも数多くある職業の中で、わざわざきつくて給料の安い介護の仕事をする意味は正直ありません。仕事はたくさんあるので費用対効果のある仕事を選んでいきたいところです。
訪問介護のヘルパーの仕事が限界でもうダメだ・・・と思ってる場合は労働環境を変えていきましょう
訪問介護のヘルパーの仕事がもう限界だ・・・辞めたいと思ってい人は労働環境を変る必要があります。
正直、介護の仕事をやりたいという意思があるなら介護の仕事でもイイですが、仕方なくやっている仕事だったら介護職は労働力と賃金が全く見合っていません。
平たく言うとブラック企業です。そのため、異業種への転職を考えたほうがイイです。
先ほど上述した工場への派遣の仕事とかだったら募集がたいていの地域でやってますし、定時で帰れて時給も1200~1500円くらいもらえて残業代もつきます。
介護の仕事と違ってラインの仕事なので人間的になストレスも無いですし、汚物を扱うこともありません。全然工場の仕事のほうが楽ですしお金になります。
正直、介護職の仕事だったらメーカーなどの製造業に就職したり、女性なら事務職の派遣や正社員になったほうが100倍いいです。
わざわざ介護という仕事を選ぶのはちょっとリスクが高いですし、労働力を無駄に使っているという印象しかありません
また、普通に転職活動をして正社員の仕事につくというのも大事なことです。仕事が無いという風に嘆いている人は、ハローワークとか使って求人を見ているので
は永遠に「まともな求人」をゲットすることはできません。そもそも使うツールが間違っています。
一度きちんと転職活動をしてみるのが、人生のためのステップアップになると思います。たしかに介護の仕事だったらどこにでもありますし、人手不足なので誰でも簡単い始めることができます。
しかし、簡単に始めることができる仕事ってブラックな仕事が多いです。なぜならいつも求人誌に出ている仕事や辞める人が多いからずっと求人が掲載されているからです。
ブラックでない求人を消化しいてもらうためには転職サイトを使うのが一択になります。