パティシエを辞めたい時の行動方法 厳しい世界で離職率も高いパティシエ業界の闇

パティシエ若い女の子とかになりたい職業を聞くとけっこう「パティシエになりたい」というのを聞きます。私のイメージ的にも綺麗なケーキを作って、楽し気に働いているイメージがあります。

自分のクリエイティブな発想を生かして新作のケーキを作ったり高給なレストランで上品なお客さんに自分のケーキをふるまって喜んでもらえるからやりがいもある・・・といったイメージです。

実際、調理の専門学校でもパティシエのコースは人気がありますからね。それだけなりたい人が多いというのが解かります。

ただ、このサイトでパティシエのことを書くってことは、実際の仕事は全然違うんじゃないの?ということを予想したあなたは鋭いですね。パティシエをすでにやってる人は、あまりのイメージとのギャップにびっくりするくらいじゃないかと思います。

実際、パティシエをやってみるとそこは普通の飲食店と何ら変わりのない現場です。とにかくケーキを作りまくって、オートメーションのように大量生産していきます。

そりゃ、単価の高いケーキだってたくさん作ったほうが儲かりますし、経営者はなるべく人件費削減でなるべく少ない人数でケーキを作らせますよね。そう、パティシエも結局は会社の一員と言うわけです。

パティシエはクリエイティブな要素が実は少なく単純労働で長時間働く肉体労働

パティシエはクリエイティブに自分の発想でケーキを作れる・・・そんなイメージがありますよね。

実際そういったパティシエはいますがそれは、200人に1人くらいの苦労をしてかつ才能が有ったパティシエが高級レストランに勤めているケースです。たいていのパティシエは最初は専門学校を出て、そこで斡旋された就職先で働きます。

普通の外食産業だったり、お菓子のメーカー系列の店だったりといったところです。

そういったところはパティシエはいわゆる「工場労働でのラインで働いている人」と同じにみられていますからね。ケーキを永遠に作り続ける労働者として経営者には見られています。もともとあったレシピを忠実にこなしてくれる労働者という意味なんですよ。

そういった環境にパティシエとして働くとどういうことになるんでしょうか?

普通に長時間労働 重いものをもって重労働 工場の勤務よりもきついパティシエ現場

パティシエはいわゆる「肉体労働」なんですよ。重い小麦粉の袋を持ったり材料を運んだりとかなり重いものを持ちます。

それでもって、労働時間は朝は早くて夜は遅くまでやる・・・・7時ごろから働いて夜は22時とかはザラです。これでも残業代とかつけばいいんですけど、ブラックな職場だったりするとサービス残業だったりします。やってられないですね。

特にクリスマスやバレンタインなどの時期は超絶に忙しくて深夜まで仕事が続くのが当たり前です。

もともと少ない人数でケーキやお菓子を作っているのに、忙しくてもヘルプがつくことはありません。あんまり激務で「うつ病」になる人も後を絶ちませんからね。パティシエの離職率は70%を超えます。最終的に生き残っているパティシエは1割もいないわけです。

これを考えると、普通に工場の勤務のほうが楽なんでしょね。工場はしっかりと時間で終わりますし、残業代もちゃんとつきますしね。

飲食業界っていうのは、ほんとにサービス残業が多いです。個人的にはこんな業界で働く意味が解りません。

経営者からは底辺の労働者の扱いで給料が低すぎる

会社の経営者にとってはパティシエは普通の「労働者」と同じです。特に現場でケーキ作ってるパティシエは経営者目線からだと「底辺の労働者」扱いなですね。これは悲しいですけど、飲食業界ってこういうもんなんですよ。だから待遇がめちゃくちゃ悪い。

とにかく人件費を削って少ない人数で、こきつかってやろうというのが経営者の考えです。

ブラックで問題になるのって牛丼チェーンだったり居酒屋チェーンだったりしますよね。飲食系の経営者ってサイコパスが多くて自分が儲かるためなら従業員が死んでもイイとか普通い思っています。サイコパスの意味は「罪の意識を全く感じない人額障害」です

こういう人じゃなければ経営者はやっていけないということでしょう。

だからパティシエの給料はメチャクチャ安くて手取りで15万円行かないケースも多くてこれじゃ生活で生きないっすよね( ;´Д`)

生活のためにパティシエをやってるんじゃない、いつかは自分の店を持つという野望を持ってる人ならいいですけど、職業としてのパティシエを考えている人なら、間違いなく選択ミスだったと思う場面です。

パティシエで食べていくには有名ホテルで腕のいいパティシエとして働くか、自分の店を持つしか選択性がありません。そうでないと一生低賃金でこき使われる事になります。

そもそも成功者は200人に1人くらいの競争がある これを勝ち抜かないとただの単純労働者のまま

ただ、パティシエの成功者というと、先ほど言った有名レストランのパティシエになるか、自分の店を出すかと言うケースになります。

そういう風になれるのは200人に1人くらいと言われています。確率だと0.5%ですね。これくらいの競争率を勝ち抜かないと

ただ、ケーキを作るだけの単純労働者から抜け出すことができません。この単純労働続けているとだんだんとストレスがと疲労が蓄積されてきます。激務ですからね。経営者は末端の労働者のことなど見ていません。仮に過労で倒れて再起不能になっても、また新しいパティシエを入れればいいわけですからね。簡単です。

そう、パティシエってイメージ先行で華やかな感じの仕事に見えますけど、実態はかなりのブラックな仕事です。

そもそも、飲食業ってほとんどブラックなんですよね。専門学校ではまさか、「これから勤めるパティシエの現場ってブラックだからがんばってね」なんてことは言いませんからね。そんな現実が分かっていたら、調理の専門学校に入ってくる人なんていませんから。現実は怖いということです。

パティシエの最初の華やかなイメージと違い過ぎて、仕事に限界を感じているなら労働環境を見直したほうが無難です

実際にパティシエの仕事をしてみて、イメージ違い過ぎて衝撃を受けている。

実際、パティシエとして働いているけど、毎日の仕事が多すぎて限界だ、もうダメだっていう人は労働環境を見直す必要があります。

どうしてもパティシエを続けたいというなら、我慢して腕を磨いて高級レストランに転職するか、自分で店を出すこをと考えるべきでしょう。

また、パティシエの仕事じゃなくてももっと定時で帰れて給料もそこそこもらえる仕事がいいというなら別の業界に転職すべきです。

あなたの今置かれている労働環境を冷静に見て、自分の考えと希望を整理してこれからの行動を決めていく必要があります。

ひとつ言いたいのは、過労で倒れたり、うつ病になって社会復帰ができなくなっても誰も助けてくれないということです。

自分しか頼れるものはいないんですね。それだけ、自分に過労になるほどの仕事を選択してづつけていくというのは人生において危険な行為なんです。

自分が動けるから仕事がえきる。倒れたらおしまいだよ。誰も助けてくれないよというのは理解しておいたほうがイイとも思います。

華やかな仕事ほどキツイ

華やかなイメージのある仕事のほうがキツイってことが多いような気がします。

もちろんパティシエとして成功して地位と名誉を築く人もいますけど、やはり競争率の高さでは尋常じゃない世界なのでごく一部の人以外は、激務と低賃金にあえぐことになるでしょう。

どっちを選ぶかってことですね。地味な仕事・・・俗にいう普通のサラリーマンで普通の仕事をやっていれば、そこまで能力値が高くなくてもある程度んの給料はもらえますし、普通に生活もできますからね。

パティシエのなど、飲食系の仕事は激務で給料が安いのが相場なので、相当な努力と才能が無いと花開かないことが多いです。プロスポーツ選手や芸能界の似ている面もありますからね。

一つ言えることは「お菓子作りが好きだから」とかいう安直な理由だけでは続けていくことがキツイ職業です。そのあたりはパティシエをやっている人ならわかるのではないでしょうか?

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