工場派遣の仕事って有給休暇って少ないのかな?
派遣だと有給休暇って消えるとか言われてるけどホント??
派遣社員でも有休を使い切る方法ってないのかな??
レ本記事を書いた理由
製造業に11年勤めました。
その時に工場での派遣社員の管理の仕事をしていました。その経験をシェアしたくて記事を書きました。
レ本記事の内容
派遣社員だから有休が少ないことは無い理由
結論を言うと法律でとれる有休休暇は決まっています。
有給休暇について
業種・業態にかかわらず、また正社員、パートタイム労働者の区別なく一定の条件を満たしたすべての労働者に対して、年次有給休暇を与えなければなりません。
継続勤続年数 付与日数 6カ月 10 1年6カ月 11 2年6カ月 12 3年6カ月 14 4年6カ月 16 5年6カ月 18 6年6カ月 20 有給休暇の付与日数 厚生労働省 労基法39条
※これは最低の基準なので、会社によってはもっと有休が多い会社もあります。
このように有給休暇は法律で決まってるので、有休が出ないとかいうのは違法行為です。
有給休暇が出ない派遣会社は辞めたほうがいい
たまにですけど、有給休暇が出ないような「違法」な派遣会社もあります。
そういった派遣会社はすぐに辞めましょう。(派遣会社はいくらでもあるので)
世の中にはそういった、ヤバい派遣会社もあるので、有給休暇が出ない会社は早めに縁を切りましょう。
工場派遣が有休が少ないと感じる(不利な)理由
工場派遣で有休が少ないと感じる(不利な)理由は以下の通りです。
・派遣先を辞めて1か月以内に新しい派遣先を決めないと有給が消える
・派遣会社を変えると有給休暇が消える
派遣先を辞めて1か月以内に新しい派遣先を決めないと有給が消える
派遣先のA工場を辞める
↓↓
次の派遣先のB工場に15日後に配属される
有休は消えない
派遣先のA工場を辞める
↓↓
次の派遣先のB工場に1か月以上たってから配属される
有休が消える
こうなります。
有給休暇って「継続して仕事をしている労働者」に与えられるもので、空白期間が1か月以上空くと有給休暇がなくなってしまいます。
そんなのありかよ・・・・と思いますけど・・・・こういうのやめてほしいですよね。
派遣会社を変えると有給休暇が消える
工場派遣は派遣会社を変えると有給休暇が消えます。
派遣会社を変えると正社員なら会社を変えるのと同じです。
派遣会社はかけもちしてることが多いでしょうから、気を付けましょう。
なるべく待遇のいい派遣会社をひとつだけ選んでおくのがベターです。
工場の有料な紹介サイトを見て求人を選ぶのがベターですね。
求人サイトについては工場の仕事に就職する3つの方法【メリット・デメリットあり】
の記事に詳しく説明しているのでどうぞ。
工場派遣で有休を使い切る方法
工場派遣で有休を使い切る方法は以下の通りです。
・有休が出たらなるべく早く使う
・派遣先の期間空白(無職期間)を1か月以内にする(絶対)
・工場派遣は有休を使いやすい仕事なので堂々と休みましょう
有休が出たらなるべく早く使う
工場派遣の場合は、派遣先の生産数の都合でいつ、派遣先をクビになるかわかりません。
有給休暇が消えない1か月以内に派遣先が見つかればいいのですが、なかなかそううまくいくときばかりはありません。
有休が出たら、とにかくなるべく早く使うようにしましょう。
※工場は「有給要員」といった、急に人が休んでも仕事が回るように、余裕を持った人員をキープしています。えんりょなく休みましょう。
※工場の仕事は有休を使いやすいです。飲食業とか介護とかだと有給がとりにくくて気まずい思いをします。ストレスをためずにお金をためるために派遣をやるなら工場を選ぶのがベターです。
派遣先の空白期間(無職期間)を1か月以内にする(絶対)
派遣先の工場を辞めたら、必ず1か月以内に次の派遣先の工場に勤めましょう。
1か月以上空白があくと有給休暇が消えてしまいます。
派遣先の工場では、いきなりその日にクビになることはありません。
派遣社員がクビになるときには、前もって何か月か前に「来月イッパイで仕事がなくなるので終了といことで・・・・」とか派遣会社の担当者があなたに言ってきます・・・・
派遣先の工場で仕事がなくなるのがわかっていたら、前もって派遣会社に相談して・・・
めんどくさいですけど、有休がなくなるのはイタイので、やっておきましょう。
工場派遣は有休を使いやすい仕事なので堂々と休みましょう
工場派遣は有休が一番とりやすい業界です。
工場には有休要員というのがいます。有休要員というのは、休んだ人が出たら代わりにラインに入って作業をする熟練工のことです。
これが、接客業や飲食業だと本当に有休がとりにくいです。それにいちいち上司に有休をとる理由を説明したりします。
こういったことがないのが工場の仕事のメリットです。派遣でも有休がとりやすいので工場の派遣を選ぶのがやっぱりベターです。
工場派遣での有休を利用して正社員の求人を受けていこう
結論を言うと、派遣社員をやりながら、有休を利用して、正社員の求人を受けていきましょう。
工場の仕事でも正社員の仕事がありますし、他の業界でもやってみたい仕事があれば、正社員の求人の面接を受けていきましょう。
工場の仕事は稼ぎやすいですし、ストレスも少ないです。派遣でも稼ぎやすいのは間違いありません。
とはいえ、派遣の仕事はいつ派遣切りにあうかわかりませんし、仕事がなくなることもあります。
リーマンショックの時には、私のいた工場でも派遣社員は120人ほど全員が派遣切りにあいました。
うまく時間を使って、正社員になる方向性で行動していくことをおススメします。
正社員になるための転職サイトは転職サイトを選ぶ方法【求人数の多さと担当者の質を重視】の記事でくわしくせ説明してるのでごんらください。
期間工から正社員になる方法も考えよう
もし、どうしても正社員の求人がない・・正社員になれない・・・
といった場合には
というルートを取りましょう。
工場の派遣社員から同じ工場で正社員になるのはむつかしいです。
期間工の場合は大手メーカーの工場だと、わりと
といったパターンがあります。
トヨタ・日産・マツダ・ダイハツ・ホンダ・・・といった大手のメーカーに限られてますが、期間工からは正社員になりやすいです。
工場の仕事は夜勤があったりするので、あまり人が集まりません
だから給料はかなり高くて、期間工でも350~500万円くらいの年収になります。
期間工をやりながら正社員を狙う・・・・ということも行動パターンに入れていきましょう。
期間工から正社員になる方法は工場の期間工から正社員なるリアルな方法【正社員になる人の特徴】の記事にくわしく説明してるのでどうぞ。
まとめ
工場の派遣社員は有給は取りやすいです。
ただ休むだけじゃなくて、できれば正社員の仕事につけるように有給を有効い活用していきましょう。