DTIオペレーターになったはいいけど、実際このままずっとこの長時間労働の仕事をずっと続けていくの?そりゃ無理だろう・・・
と思っていますよねあなた。DTPオペの仕事って普通に夜中までありますからね。残業は長時間で、締め切りが近い時は休日出勤も増えます。
そういった長時間な仕事を黙々とやっていくのがDTPオペですからね。DTPオペはクリエイティブな仕事ではなくて、試行錯誤するというよりも黙々とパソコンの前に座って作業を淡々と進める仕事です。とにかく地味な仕事で「根気力」が必要です。
もちろん、仕事の早さも求められますし、作業量の多さもあいまって、なかなか若いうちじゃないとやっていけない、とても仕事を回すことができないっていう仕事です。
こういう系の仕事って、きついんですよ。若いうちしかできない仕事っていうのはホントにやるもんじゃないです。
でも、若い時って仕事を選ぶときに「その時が良ければいい」と言う感じで職業を選んでしまうんですよね。だから、自分のする仕事の将来のイメージまでを考えて仕事を選ぶべきなんですよね。
DTPオペレーターは年俸制が主流で、突然解雇されることもあるちょっと理不尽な業界でもあります
会社にもよりますけど、意外と年俸制の会社も多いです。そういう場合は、裏を返せば「この給料で何時間でも24時間働いてね」と言うことの裏返しです。
毎日、深夜まで働かされて14~16時間働かされます。DTPオペレーターあるあるですね。
これって時給に換算すると800円とか700円ということがザラになってきます。高校生の100円ショップの時給よりも低いということになります。
やっぱりこのサイトでも何度も何度も言っていますけど、仕事は時給換算してみないといけません。ただ長時間働いていて給料が上がらないというのは長期的にやっていく仕事としてはもうダメなんですね。
DTPオペレーターってほんとにやることが多いんですよ。パソコンのバージョンアップから、DTPソフトのバージョンアップのたびに仕様が変わって仕事もまた覚えなければいけないですし、デザインも日々変わっていくので、なるべく早く最新のデザインを使っていかなければなりせん。
かといってDTPオペはグラフィックデザイナーから言われたこと仕事をする等い仕事なので、どちらかと言うと雑用的な仕事と認識されています。
平たく言うと「仕事としての地位が低く見られている」と言うことなんですね。ちょっとプライドの高い人ならこういった待遇には耐えることがきません。
DTPオペレーターは30歳で頭打ちと言われている 1~2年DTPオペをやってデザイナーになるケースが多い
DTPオペレーターの仕事は30歳くらいで頭打ちと言われています。
その理由は、体力的に若いうちでじゃないと無理と言うのもありますし、それ以上に「給料が安い上に長時間の労働」というのがあります。
30代を超えてこの仕事をやっていても「将来が全く見えない」状況になってきます。体力的にもきついのでいつまでもできる仕事ではないというのが、身をもってわかってきますしね。
あと、この給料じゃ結婚も出いないよ・・・という現実的なこともあります。30歳になってDTPオペをやってる人は本当にごく一部です。
たいていは、数年DTPオペレーターをやって、そのあとはデザイナーなどになっていくパターンが多いです。
できれば、DTPの仕事を一通り覚えたらあとはデザイン系の仕事にシフトしていくのがベターです。そうでないと必ず「行き詰まり」が襲ってきます。
20代の後半くらいまでにはデザイン系の仕事にシフトしていたいですね。それならDTIオペレーターをしていた時にスキルもある程度生かせますからね。
こういったデザイン系の仕事に言えることなんですけど、業界の華や⑦イメージとは逆に仕事の待遇はけっこう悪いことがほとんどです。
アニメーターとかも仕事がきついうえにかなりの薄給で年収300万円いかない人とかけっこういますからね。30代とかで
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これだと、普通に工場で派遣で働いていたほうが給料が高い可能性もありますしね。それに工場とかは時間でピッタリと終わるので、サービス残業とかの概念が少ないです。
同じ労働力でも給料が少ないって仕事は割とたくさんあります、DTPもそうですが、介護、飲食、保育士あたりは重労働でも賃金が安いっていうのが業界全体で決まっています。
だから、DTPをやるなら給料が安いってのは本人の努力とか技術ではどうする子こともできないんですよね。
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あとは普通に異業種に転職している人も多いです DTIオペレーターは若いうちしかできない激務な仕事ですからね
DTPオペレーターの他の進路としては、やはり異業種に転職するというケースもあります。現実的いはコチラのケースのほう仕事で失敗する確率は格段に低くなります。
私の勤めていた製造業(ホワイト工場)ではDTPオペをやっていたという人がけっこう転職してきました。
DTPオペのスキルは全く関係ない職種ですけどやっぱり30代前半とかで転職してくる人が多かったですね。そういう人と話す機械があるんですけど、たいていの人は
「もう少し早く転職しておけばよかった」
と言っています。DTPオペの仕事をズルズルと続けてしまったけど、かといって転職する行動もなかなか踏ん切りがつかなかったと言っていますね。
異業種と言っても、DTPオペレーターの激務をこなしていたなら、そうとうなブラック企業でなければどんな仕事でも普通にやっていけるはずです。
営業職や事務員や店の店員とかになっている人が多かったですね。DTPオペレーターの仕事に比べると待遇も良くなりますし、拘束時間も短くなりますからね。
もう一度言いいますけど、仕事を時給換算するとのは大事です。とにかく普通の会社に入れば残業代はつくし、休出手当はつきますからね。
この時代にサービス残業をやっているか会社ってあまり関わらないほうがイイですからね。それならまだ、派遣で工場の仕事して時給を1500円くらいもらってたほうが全然いいです。
余談ですけど、工場の派遣の仕事でも時給1300円~1500円くらいもらえます。だから、仕事はちょっと冷静に探せばある程度、仕事量と給料がバランスが取れている仕事は普通にありますからね。
人生を長い目で見ていくとそ言った仕事を選んでいくのはとても大事なことです。仕事選びってテキトーにやならいほがいいですよ。本当にね。
DTPオペラーターはこれから仕事がなくなっていく
こういったDTPオペレーター的な仕事にはもっといい待遇があったほうがいいと思っています。
しかし、現実には待遇が上がることは無いですし、これからパソコンソフトの技術が上がっていって自動化がすすんでいけばDTIオペレーター自体の仕事がなくなってくる可能性も高いです。
パソコン系の仕事は自動化が急速に進んでいるので、割と素人でも専門のソフトを使えば、いろんなものが作れるようになってきました。
私の体感では、5年前はけっこうウェブサイトとかを作るのは苦労したんですけど、今ではウェブ用のソフトがあって、専門的な知識とかが全くなくても、サクサクとウェブサイトが作れるようになったんですね。ぶっちゃけ誰でもできるレベルになっています。
こういった、ソフトウェアの技術の進歩はすさまじいので、あえて専門職とかに依頼しないでも自分でできてしまうレベルになってきています。DTIオペレーターっていう仕事自体も10年後には無くなってるかもしれないですからね。
これからは、自分の仕事がこれからの時代に必要かどうかってのを判断して変えていく必要がある時代になってきたってことです。そういう先見の明がないと、仕事をやっていくうえでかなり厳しい状況になるのは目に見ていますからね。