退職の時に会社を辞めると言ったら「辞めないでくれ、君が辞めると困るんだ」と引き止められるといったことはよくある話です。
会社を「辞める」と言った時点でもう相当な決断というか大きな重い理由があるのでしょう。
「今すぐにでも別の仕事がしたい。この会社ではキャリアアップはできない」
「すでに転職先が決まっている、引き止められても困るなあ…」
「上司のあんたのパワハラが原因だよ、何引き止めてんだよお前」
「自分がいなくても絶対に仕事なんて回るのに社交辞令か?」
「もうこの会社でこの仕事をするなら死んだほうがマシだ。ストレスでおかしくなりそうだ」
理由は様々でしょうが、「辞める」という時点で理由はもう固まっているのでしょう。そうでないとこういったご時世に会社を辞めるってのは相当な覚悟が必要だからです。
だから引き止められようがなんだろうが、もうその時点で辞めたほうがいいのは本人もわかっています。でもここで
ズルズルと続けて務めてしまうと、いいことは一つもないというのが想像できます。なぜなら引きをめられる理由は会社側があなたを利用したいだけだからです。
まず引き止められるのは想定内ということ ブラックな会社ほど引き止めが入ります これは鉄板の事実ですね
まず、ブラックな会社になればなるほど、辞めると言ったら引き留めに入ります。なぜなら、少しでも長く奴隷としてあなたを使っていたいからです。
「君が辞めるとプロジェクトが立ち上がらなくなる」などもっともらしい引き止め方もありますし
「辞めるなんて責任感が無いんじゃないか」「そんなことで社会が渡っていけるのか?」と逆切れしするような引き留めもあります。
どちらにしろ、「あなたのことなど1ミリも考えていない」わけです。上司と会社の都合だけ言ってるんですね。
ブラック企業になればなるほどこの傾向は強くなります。わかりやすいですね。ブラックでなくても普通の会社でも大きくは変わりません。
ただ、「上司の引き留めは辞めると言ったら必ず入る」ということです。これは想定内ですよね。まさか「そうか辞めるんだいいよ」とあっさり話が終わることはめったにありません。なぜななら上司が自分の部署から退職者が出るということは少なからず自分の評価も下がる可能性もあるからです。
そのため、形だけでもの場合もありますし、本気の場合もありますが「辞めるのを引き留める」ことはほとんどあります。
なのでマインドとしては「引き止められても淡々と決意を伝える」ということだけに徹するべきです。
そもそも、今時会社を退職するなんてブラック企業な会社が嫌だから辞めるとかの理由が95%ですからね。ブラックで嫌で辞める会社なんかに未練も何もないでしょ。というか未練どころか、いいようにこき使われて、パラハラ上司とかにいじめられたとかそんな思いでしかないような会社とかですからね。
そんな場所の人間に今更辞めるとか言って「辞めると責任感が無いよ」とかいわれてもチャンチャラおかしいですよ。まったく何言ってんだこいつ?バカじゃねえのマジでくらいのマインドでテキトーに対応したほうがイイですよ。
ハッキリと「何月何日で辞める」的なことを言ったほうがイイです。まあ常識的には2か月後以降くらいの日にちを言えば会社側も引き止める権利なんてまったくないので、どうどうと退職日希望日を言ったほうがイイです。その退職希望日とかにグチグチいったら、書面で本社とかに退職願を出せばいいだけです。
会社を辞める時のマインド 決意がぶれると会社の都合でいいように言いくくるめられますよ
会社を辞めると決めて上司に報告する時点で「どんな説得を受けてもやめる」ということを決意しておくべきです。 そうでないと、そのあとズルズル務めてもあなたの人生の現状は良くなる可能性はほとんどありまんし、いいように使われるだけです。
また、一度辞めるといった人は出世の可能性も低くなります。そりゃそうですよね。「辞めるといったやつ」というイメージで上司から見られるわけですから。
とびぬけて仕事ができるとか、ヘッドハンティングされるレベルの人なら話は違いますが、普通のひとなら出世の可能性もかなり低くなってしまいます。日本の企業はそういった保守的な面がいまだに残っていますからね。
どのみち「辞める」と行ってしまったら「どんな引き止めがあっても辞める」という断固とした決意で臨むべきです。 その決意が無いうちは「辞める」とは言わないほうが良いです。そのくらいの決意なら転職した時に自分で後悔するかもしれないからです。
引き止められた時の対応は敬語ベースだけどもうこの会社に未練が無いことを伝える
あなたが上司から引き止められたら、もちろん穏便に済ます方向で対応します。
「3か月後に辞めます。その手続きをお願いします」→三か月後なら常識的に時間にも猶予があり言い切ることが大事です。
「申し訳ないですが、この会社にいることはできません。何を言われようと意志は変わりません。」→断固とした意思表示をしないとそのあとメンドクサイことになります。
「ご迷惑をおかげしますが、私にも自分の人生がありますので、会社を辞めるという決断を曲げることはありません。」→これも断固とした意思を丁寧に示すことで、後々メンドクサイことになるのを防ぎます。
と言い方はいくらでもあるのですが、「会社を辞める堅い意志を丁寧な言葉で伝える」ということです。もちろん感情的になるのが一番いけません。
冷静に淡々と自分の辞めうという意思はどんなことがあっても変わらない、ということを的確に上司に伝えるべきです。
そうしないと、余分な引き止めがまたはいりメンドクサイことが多くなります。ただでさえ退職するのはパワーを使うので、こういった辞めるという意思表示は、まったく曲げずに言い切ることがベターです。
もしブラック企業とかでなか意味不明にな退職に対するいやがらせ的な引き留め工作があったら最悪バックレてでもそこから脱出したほうがイイですよ。
そりゃあ普通に退職を告げて引継ぎぢてキチンと辞めるのがイイにきまってますけど、ブラック企業とかって常識が通用しないことも多いですからね。最悪バックレてください。
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