編集者の仕事ってきついですよね。もうこの仕事がキツイっていうのは、情報としていくらでも得ることができるので、編集者になる人は「きつい仕事でもいいから出版にかかわるしごとをしたい」という強い意志があってこの仕事を選んだのでしょう。
ただ、そういった強い意志を崩してしまほどの、編集の仕事にはブラックなパワーがあります。
編集者になるって人は、出版業界にかかわってクリエイティブなものと接する仕事をしたいという意識が高い系の人がほとんどです。
ただ、やっていることは普通にブラックな労働です。長時間労働で給料は安いですし、やっていることは文章の校正や誤字脱字のチェックや紙面に掲載すするときの構成を考えたりと、あくまでも補助の仕事です。自分で文章を書いているわけではないですからね。
最近ではウェブ関係にその市場を奪われてきて、紙媒体の出版物も減ってきています。雑誌という概念がそのうち無くなるんじゃ?と思えるくらいですからね。
ネット見てればほとんどの情報も入ってきますしね。
そう、編集者の仕事って「クリエイティブな媒体にかかわりたい」という意識が高い系の理由だけでやっていける仕事じゃないんですよ。
編集者はブラックな激務とあまり将来性がない仕事ということで先行きは暗いです。自分の将来を考えるなら一度この仕事を続けるかどうかを考えれ見るべき時なのかもしれません。
編集者の現実の激務はかなりきついですからね 実際どういった状況なんでしょうか
今更ですけど、編集者のブラックな仕事っぷりを具体的見見ていきましょう。
こういったブラックな仕事環境でもなにか「やっていきたい」と思えることがあれば編集者を続ければいいですし、もう限界で辞めたいなら労働環境を変えていくべきでしょう。
長時間残業、休日出勤は当たり前でそれが致命的なミスにながることもある
編集者の仕事は普通に長時間残業で毎日終電になるのは当たり前ですからね。その時点で「仕事」と考えるとちょっと異常です。
また、出版の締め切りが近いと休日出勤で間に合わせるのも当たり前。こういった残業や休出に手当はつかないケースがほとんどです。
これ、時給に換算すると700円とか行ってないんじゃないですかね?ちょっと怖すぎますね。
特に編集者の仕事は、出版物を世に出してしまうと訂正が効かないので、とにかくミスは許されません。
文字もそうですけど写真の指し間違えとかあると取り返しがつかないですからね。でもこういった長時間残業で仕事をやってると疲れが蓄積されて自分では信じられないミスと化するんですよ。人件費削減で一人の編集作業量がハンパないですからね。
そういったミスをすると、会社に損害を与えたり減給とかになったりすることもよくあります。でもさあ、これだけ働かされてミスが全くないってものそりゃ無理だろと思いますけどね。
締め切りを守らない人の担当になるともう最悪
編集の仕事でめんどくさいのは、作者や原稿を書く人が締め切り守らない人がいることですよ・・・これって原稿が無ければ編集の自分の仕事もできないってことですからね。マジでこれはいい加減にしてほしいところです。
特に週刊誌なんかで締め切り守らない作者に当たったらほんと最悪ですからね。そもそも締め切りを守らないっていう人は社会人としては欠落してますからね。でも作家とかってそういった社会人として欠落してるから作家やってる人が多いですしね( ;´Д`)
締め切り守るように言っても普通にキレる人もいますし、印刷会社からももうダメだ間に合わないよとか言われて結局、作品が落ちることもありますしね。
こんな苦労誰もわかってくれないですけど、結局自分がいくら頑張っても、締め切りを守らない作者とかに当たったらアウトということです。そんなこで余分な仕事増やして、ストレスまで溜まってやってらんないですからね。
そもそも最近では話題性だけのブログの焼き増しの書籍が多い もうこんなの辞めたいよ
最近ではブログを書籍化するのも多いですよね。これって、実際アマゾンとかでブロガーが書いた書籍とか読むと内容がかなり薄っぺらい・・・そもそもブロガーって文章に関しては素人同然ですからね。
いちどアマゾンでブロガーが出してる電子書籍とか読んでみるとわかりますよ。ものすごく内容が薄っぺらいですから。呼んだあとで時間返してくれと思うくらいです。
ただ、ウェブでの活字がこれからも主流の媒体になってくるので、ブログの書籍化なんかの仕事も多くなってきます。
そういったブロガー的な輩を相手にするわけですよ。これって編集者としてはかなりきついですよ。
上質な文章やクリエイティブな媒体にかかわりたいと思っても現実は素人同然のブロガーとかと付き合うことになるわけですから仕事のやる気も低くなって言うというのは当然でしょうね。
こういった編集者の仕事が耐えられなくて限界にきていたら労働環境を変えることを検討するのが無難です。
上述したようなのは、編集者の仕事のきつい部分の「一部」ですけど、こういった状況が耐えられない場合は、労働環境を変えてみることも検討するのが無難です。
転職するかどうかは別にして、編集者が労働環境を変えていくという場合にはどいうった方面に労働環境を変えていけばいいのか見てみましょう。
ウェブ系の編集者なら長時間労働が少ない会社も多い
最近ではネットの普及でウェブ系の媒体が活発になってきました。そういったウェブメディアへの編集者も必要とされてきているんですね。
よくネットを眺めていると、企業がウェブ媒体としてブログ形式で上げているコンテンツが多いです。
そういったウェブ媒体を編集する仕事は、紙媒体を編集していたノウハウがそのまま生かせますし、なにより、ウェブは簡単に訂正もできるメディアなので、労働時間そのものも紙媒体の編集者よりもかなり短くなります。
長時間労働の地獄から脱出できるんですね。それでいてクリエイティブな媒体にかかわることができるので、今までの経験を生かせる業界と言えるでしょう。
異業種に転職する
編集者から異業種に転職するというには、未経験でOKな会社を選ぶ必要があります。といっても30代前半くらいまでなら未経験でOKな会社は多いので、異業種に転職する場合はなるべく早い方がいいわけですね。
異業種に転職する場合は、仕事に対してどういった希望があるかを具体的に書き出しておくのがイイでしょう。
残業少ない会社
サービス残業がない会社
定時で帰れる会社
週休2日制の会社
年収400万円以上の会社
といった希望を具体的に考えておいてそれに沿った求人を一度紹介してもらうのがベターです。そうすればどういった仕事があってどういった業界、どういった会社が自分にとっての条件い近いものがあるかというのがあります。希望が100%通る会社ってのは
少ないですが70~80%くらい自分の希望を満たしていればその会社に入ってからも仕事の満足度は高くなるでしょう。
そういう求人を紹介してもらうには転職サイト利用するのがベターです。