新卒で入った会社って、だいたい誰でも「辞めたい」っておもうんですよね。3年以内で3割くらいのひとが辞めるですから、ほとんどの人が辞めたいって思うんじゃないんですかね?あなたも入社半年くらいでもう「辞めたい」って思ってるんでしょうね。
「この会社に入ってよかった」
っていう人をあまり見たことが無いですからね。普通は入社半年くらい経つと「辞めたい」って思うもんなんですよ。
それでもたいていの人は嫌々我慢してしごとをするわけなですね。「仕事が好き」とかきれいごとを言ってる人とか、社畜洗脳されて仕事が好きだと勘違いしてる人もいますけど、今の世の中で「仕事が好き」って人は極小数ですからね。たぶん全体の2%くらいのはずです。
高度経済成長期で働けば給料も上がり、出世もしてそれなりの見返りがある時代なら「仕事が好き」っていう人も割と居たんですよね。
しかし、今では仕事はどんどんきつく忙しくなっていくのに、給料は全然上がらず、出世したくてもポストも少なく課長レベルの出世を求めても50人に一人くらいの競争を勝ちかなくてはなりません。そのためには20年くらい会社の言いなりになって、会社に尽くしてやっと課長になれるくらいの努力が必要ですからね。それに上司に媚びなくてはいけません。
余談ですけど、私の父がサラリーマンで若いころは、給料が1.5倍に昇給した年もあったらしいですそれも定期昇給で出世したわけじゃなくて1.5倍だそうです。
そのくらいの昇給があれば、そりゃあ「仕事が好き」ってことになりますよね。
今では死後になりつつある「やりがい」とかも昔は会ったのかもしれません。
現在ではそういった、仕事はきつい、給料は上がらない、会社も成長しないっていうケースがかなりおおいわけですね。これって世の中の流れもあるので仕方ない部分もあるんですけど、
そういった流れの中で、さらに自分が入った会社が明らかに失敗だった時には「本当の意味で辞めたい」と思い始めるのがだいだい入社して半年くらい経ってからなんですね。
同じ「辞めたい」ってのもかなり人によって個人差があって、ただ漠然と「辞めたい」と思ってるうちには辞めないほうがイイですけど、
「この会社で長期で務めるのは無理だ」
「仕事が全く合ってないしやる気がない」
「仕事が激すぎて耐えられる自信がない
「パラハラ上司にいじめられてもうダメだ」
とこういった具体的に「辞めたい理由」がある場倍には労働環境を変えていく方向性で行動したほうがいいいわけですね。
仕事って半年やってれば会社の状況もわかるし自分がその仕事に合っているかもわかるので、十分な判断機関ですからね
仕事って半年くらいやれば
「この仕事が自分に合ってるかどうか」
「この仕事を続けていけるか」
っていうのが大体わかってきます。それでも新卒カード使って入った会社だから、自分に合って無くて続ける自信がない仕事でも無理して我慢して続ける人も多いです。わたしみたいに(;´Д`)
その結果、私は31歳でうつ病になって転職したわけですけど、今思い返してみるとすでに入社半年くらい経ってからずっと辞めたいと思っていました。ずーっとそう思いながら
ダラダラとガチで辞めたい会社に勤め続けて、その結果激務とノルマ、パワハラでうつ病になったわけですね。ホント今考えるともう少し早めに行動して20代のうちにちゃんとした職場に転職しておけばよかったと思っています。
そう、「新卒カードマジック」なんですよね。
この「新卒カードマジック」ってのは、異常なくらい新卒カードで入った会社に価値を置くことです。新卒カードを使った就活が一番たしかに有利と言えば有利ですけど、 それで自分に合った会社に入れる人のほうが少ないですからね現実にはね。
だから、何度か転職活動して、自分に合った会社もしくはある程度許容できる会社にたどり着くわけです。一発でいいところにきまるってのも今時では少ないですね。
だから、新卒カードマジックで意地でも新卒で入った会社は辞めないほうがいいみたいに思っていると、けっこう悲惨なことになります。
なんでもそうですけど、労働環境ってのは我慢すればいいってもんじゃないんですよね。 そりゃ、ただ、テキトーな理由で辞めるのはよくないですよ。最低限の我慢は必要です。
しかし、まあ激務な会社とか、長期で務めるのは無理だと確信してる会社とか、パラハラ上司にいじめられてキツイ会社とか、深刻な理由があるときは逆にスパッと行動しないと 最悪過労とかうつ病で体を壊しますからね。私はそれを体験したのでかなり後悔はしていいます。不幸中の幸いで、31歳で転職活動して、その転職先は割と会社だったので助かりました。でもやったりもっと早くに行動していれば、うつ病にもならなかったと思いますし、ないより20代の貴重な時間をもう少し充実できたような気がします。
深刻な理由で「辞めたい」って思ってるのって、実際は自分が一番よくわかってると思います。これって半年とか5年後とかあんまり年数とか関係ないですからね。
たとえば、新卒で入った会社が普通にブラック企業だったら、半年とかいわずに一か月くらいで退職したほうがいいと思います。ブラック企業にいることはハッキリって サラリーマン人生で「論外」だからです。
ブラック企業でなくても、パラハラ上司とか仕事が完全に会わないとか本当に深刻な理由なら身の振り方を考えるべきです。そこで半年とか1年とかあまり年月は関係ないです。
一番やばいのは
「3年くらいは我慢して頑張ってみたほうがいいんじゃね?」
とかテキトーにアドバイスしてくる人とかいるじゃないですか。3年も我慢するとかって「思考停止」ですからね。
我慢もそりゃあ必要ですけど、ただ、ずっと我慢してるのは思考停止です。
「我慢していればなんか解決する」
「我慢していればいい方に物事が動く」
ってことは私の経験上全くありません。というか辞めたいと思った会社でガマンしていても状況はさらに悪化していって私みたいにうつ病とかになるわけですよ。
体を壊すことが無くてもどのみと大きな後悔はすることになりますからね。自分の好きなことや、すすむべき道、やりたい仕事とかでの我慢と努力はプラスに働きますが、 辞めたいとかネガティブな思考な思考で我慢とかしてるとほとんどが悪い方向にむかっていきます。
とまあこういう風に書いてますけど、当たり前ですよね。ちょっと冷静に考えてみると、自分が嫌だっていう環境でガマンをずっとしてても状況は悪くなる一方ですからね。
20代ってそんなに無理せず労働環境は帰れるわけですね。新卒で働いているなら無職ってこともないので、職歴もあるわけけですし普通に転職はできますかね。そこまで深刻に考える必要はないわけです。
ただ、会社辞めてフリーターとかになるのだけは辞めたほうがイイですね。バイトとかは安くこき使われるだけですし、職歴にも逆にマイナスになるので、普通に転職活動をして法が75倍いいわけです。余談ですけどフリーターのままで30代になると人生が詰むので会社辞めてフリーターになるのだけは避けましょう。それだったら今の会社で務めていたほうがまだマシですからね。
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その半年で「辞めたい」って直感は意外と当たります 数年たってから辞めたいと思うよりもずっとその直感て当たりますよ
新卒で入った会社を半年くらいで「辞めたい」って思うのは、普通なら半年たって仕事も慣れてきて、だんだんと仕事が面白くなってくる時期に「辞めたい」と思うわけですよ。
その直感てけっこう当たってますよ。私の場合もそのくらいで「辞めたい」と思いましたけど、ズルズルと勤めてけっこう悲惨なことになりましたからね。
同期でも1年目で転職した奴らもチラホラ今いた。若いほうが身動きも取りやすいですし、何といっても第二新卒の枠も使えますしね。
後で話を聞くと、やっぱり転職して新卒の会社よりは良くなったみたいです。何が良くなったかは人によって違いますが、
「定時で帰れるようになった」
「上司がフツーの人が多い、パラハラ上司じゃなくなった」
「サービス残業がなくなった」
「ノルマがなくなって精神的に負担が減った」
っていうが良くなった理由では多かったですね。どのみちきつい職場では長期で務めるのは無理です。数年でもきついのに、定年まで40年くらい、たぶん65歳定年になるので、
40年以上も「こりゃ無理だ」っていう仕事を我慢し続けるのはちょっと苦しいです。我慢強い人でもそこまではきついですよ。人間ってストレスは「蓄積」されていきます。
そのストレスが何十年も蓄積すると40代くらいから体を壊します。大体、ストレスを発散するために暴飲暴食、酒タバコをやったりしますし、そういう仕事がきつい環境だと 運動とかする時間もないので、けっこう不健康になります。そのうえストレスが蓄積していくのでだいたい、40代以降になると心筋梗塞や脳梗塞で倒れることになります。
こういう人種というか無理に勤めていて、体壊してる人たくさん見てきましたからね。
もちろん、家庭が有ったりするとなかなか会社を転職とかできないですけど、若いうちで入社半年とかならまだまだ動きは取れます。動けるときに動いておくことが大事なことに なってくるんですね。意外と30代とかになると体力的にも転職ってきついですし(私は31歳でしたが意外ときつかった)そしてやっぱり30歳を境に求人に幅がガクンと狭まります。だから、20代のうちに自分が長期で務めることができる会社を探しておおくってのはかなり大事です。
この認識が甘い人が多いんですよね。そのためには新卒カードで入った会社は辞めるのはもったいないとか、新卒カード以外の就職は無理だとか意味不明で根拠のない思い込み は捨てることです。正直私もそういうのありましたけど、31歳でも普通に就職できましたし私の同僚とかでも35歳くらいでも普通に転職できていますよ。
そりゃ一流企業とか大企業とかは難しいでしょうけど、今いる環境よりはいいところに行ける可能性はかなり高いですからね。
新卒で入った会社だからもったいないと思ってズルズル務めて30代になってから転職しようと思っても、苦しい状況になる可能性も大きいですからね
ますは新卒で入った会社だから
「もったいない」とかいうことは考えないほうがイイですもったいないお化けが出るとかじゃあなくて、新卒カードってのに幻想を抱きすぎなんですよね。
よく大学生の就職したい会社のランキングとか出てるじゃないですか。あれってぶっちゃけ大きな銀行とか広告代理店とか、商社とかってありますけどけっこう仕事キッツい
会社ばっかりですよね。なんでこんな仕事キツイ会社ばかりがランキングされてるの?とか思います。
それに、昔と違って大手企業がから給料がかなりいいってわけじゃなくて、けっこう下がってますしね。そりゃあ中小企業よりは給料はイイですけど、生活レベルが格段に上がるほどではないです。それと引き換えにかなりの苦しい仕事を強いられるのが確定してるんですよね。
価値観の違いかもしれませんけど、給料はほどほどでいいので、定時で帰れてキチンと残業代が出るような会社に入りたいですね。意外と大企業でもこういうのがちゃんとできてる会社は少ないです。普通に飲食業界でもブラックと言われてる大きな会社もありますし、そういうところはサービス残業が前提ですからね。
そういう新卒カードつかった就活ってなんか、イメージがイイ会社をむさぼってるだけなような気がしますしね。
なんか最初に入った会社ってのは思い入れがあるのでしょうけど、その会社がブラック企業なんてことは本当によくあることです。ブラック企業は論外なので、半年とか言わずに即日辞めるべきですけど、それでも辞めるか辞めないかを悩む微妙なラインの会社もあります。
そのときは、あなたが定年までその会社でなんとか仕事を続けているイメージができるようだったら、その会社に残ればいいですし、とても定年までその仕事を続けるイメージが湧かない場合は早めに辞めて転職活動をしたほうが無難です。
あと転職することが「悪いこと」みたいな風に思われがちなのが日本ですけど、やっぱりそこは考え方を変えていかないとけっこうきついですからね。労働環境は
自分で動いて自分で良くしていく考えでないとなかなか状況は好転していかないですからね。