仕事でストレスで限界だ、もう頭がおかしくなりそうだ・・・・っていくらいのことって仕事あるあるですよね。
そういうのが一時的とか、年の決算で忙しい時期だけならいいんですけど、ずっとそれが一年中うというか会社に入った瞬間から始まり永遠に終わることが無いのがブラック企業の特徴です。
ストレスって発散することができればまだいいのですが、長時間労働で深夜まで働いて、休日出勤も多い。
だから、たまの休みは寝ているだけっていうケースが多いわけです。そういう生活をしているとストレスを発散することもできなくて、文字通り「ただ仕事をしてストレスをためているだけ」と言うことになります。
電通で自殺した新入社員がいましたよね。ああいうふに、大企業で自分で選択したエリート東大生でもストレス・・・というよりも激務でうつ病だったと思いますけどね。
そういったエリートでも自殺をします。
そう、ストレスとかって「蓄積」していくんですよ。そのストレスが蓄積していくイメージは
「風船がだんだんと膨らんでいく」
と言うイメージです。カンのイイ人なら気づいたと思いますけど、
「風船が限界まで膨らむと風船は爆ぜてしまう」
ということですね。そうなると、うつ病で体が動けなくなるほど重症化したり、過労で倒れたりします。それ蔵だったらまだいいのですが、下手をすると過労死したり衝動的に自殺をしたりします。
「いやでも、自殺とかはしないだろう・・・」
とか思う人も多いんですえけど、もうストレスがたまってす風船が爆ぜてしまった時はもむ思考能力とかないんですよね・・・そうすると普通に命を絶つくらいに視野が狭くなって絶望感だけに支配されているんですよ。
経験した人じゃあないとわからないかもしれません。私はうつ病経験者なので痛いほどよくわかります。
仕事でストレスがだんだんと溜まってくる過程ってのをふりかえってみるとけっこうエグいですよ。
まず、視野が極端に狭くなってネガティブなことしか考えられなくなってくる
まず、ストレスが溜まってくると、視野とかがせまくなってきます。これって実際の視野って意味じゃあなくて「考え方」みたいな部分です。
仕事で追い詰められて、毎日仕事と家に帰って寝ているだけの生活。仕事では上司やお客さんから怒られて「自分は価値が無いんじゃないか」と思い始めます。
そう、自分の価値をだんだんと過小評価してくるんですよね。これって、マジメな人ほどそういう風視野が狭くなって凝り固まったネガティブな考え方になってきます。
こうなってくると、もう「自分はダメなんじゃないかな?」とかネガティブになってきます。
そもそも、「まだまだいけるぜイエーイ」みたいにこの時点で思える人は、ブラック企業とかでもやっていける人です。まあ、そういう人ってたまーにいますけど、100人に1人くらいじゃあないですかね。たいていマジメに生きてきたほど、ストレスをためて、視野が狭くなってだんだんと自分を過小評価していきます。
余談ですけど、その気持ちが極限にまで達すると自殺したりする人もいるわけです。
仕事から帰ってきてもずっと布団に入っていたり、たまのやすみでも外に出る気力がなくなってくる
そういう、ストレス満載の生活をしていると、だんだんと仕事以外の事こととかどうでもよくなってきます。
「今日の仕事をどうやってのりきろう」
と言ったことばかり考えるようになります。これがさらに視野を狭くして、自分を過小評価してだんだんと精神的に追い詰められてきます。
ストレスが大きくなってくると、疲労度も高くなってきて、家に帰ってきても布団に入ったりするだけで、食事も外食で済ませてただ寝るだけみたいな生活になってきます。
家に帰ってきたら布団の上にいる時間が異様に多くなったりします。もう仕事以外のことをやる気力もなくなってくるですね。
実はこの時点で、けっこう「うつ病」が進んでるんですね。心療内科に言ったら普通い2か月くらいは休養を勧められるレベルです。
でも、「我慢するのがかっこいい」「我慢して仕事をするのは当たり前」「死ぬまで頑張ってあしたのジョーみたいになるのがかこいい」みたいな価値観のあるまじめな人は仕事を休むこととなど、考えることすらありえません。
ちなみにジョーは自分のやりたいこと、好きなことで最後真っ白な灰になりましたからね。仕事とかで真っ白な灰にとか絶対になりたくありません。
というか自分の好きなことでも、自分の命を削ってまでやるっていうのはハッキリ言ってナンセンスなんですね。わずか数十万の給料のために命を削るのはちょっと正直ナンセンスです。
でも、この時点で視野が狭くなっているので、そんなことを考えるよりも「どうやって仕事をやっていこう」みたいなことばかり考えるようになります。
そして、極限までストレスが溜まっていき、ストレスの風船はどんどん膨らんでいくんですね。
そのうち「生きていてもしょうがない」と思い始める これってそろそろ危ない状況
そして、だんだんと
「こんな仕事をずっとやっていくのか・・・・もういやだ」
みたいになっていきます。
こうなってくると「どうしてそんなにイヤなら仕事辞めないの?」とかいう人がいますよね。とくに仕事が激務で自殺してしまった人とかにはそういう意見が出ます。
でも、実際には、こういう風になっているときってストレスで極限まで視野が狭くなってきていて、自己評価も低くなってきています。
そういう中で、仕事をサクッと辞めたりするってことまで頭が回らないんですね。仕事はもう逃げだせないみたいな訳の分からない強迫観念みたいのもあるんですよ。
だから、頭のいいはずの東大生とかも自殺しちゃうんですね。一種のマインドコントロールみたいなもんです。
ただ、ここまで追い詰められるまで仕事をさせるっていうのも、正気どうよ?と思います。なんか寂しい世の中だなあと思いますよ。
もうすこし、経営者も従業員も両方が楽しく仕事ができるような環境って作っていけるはずなんですよね。ただ、一方的に経営者だけが利益を得ようとするとたいていこういう風な社員が激務でつぶれていくことになります。
もうダメなんですよね。もうあとは風前が爆ぜるのをまつだけです。
風船が爆ぜると、朝起きると体が動かなくて布団から出られないくらい体が重くなっています。会社に行こうと思っても吐き気やだるさで会社に幾どころではない・・・・典型的な「うつ病」の重症な場合の症状です。
こういった症状が出てることって、もう心と身体が危険信号を出してるんですね。だから、まだマシなんですよね。
下手をする自殺する可能性もある
そう、もっとひどいことになると、ストレスの風前が爆ぜた場合っていきなり心筋梗塞になったり心臓発作とかで死ぬ人もいます。
それか、なぜか衝動的に高いところから飛び降りたり、電車に身を投げたりする人が出てくるんですね。これもいわゆる「無意識」的にやっているので、防ぐことって難しいんですうよね。悲しみとか怒りが頂点に達すると自分でもわけのわからないこと言ったりするでしょ?あれと似ているイメージです。それが行動になってしまうんですね。
その背後の心理には「このままこの仕事をやっている人生で生きていてもしょうがない」と言う思いがあります。
何度も言いますけど、マジメな人ほどこういったことになりやすいです。世間で言われているまじめな人ほどストレスはたまりやすいですし、こういったブラック企業に利用されやすいです。
親とか学校とかはマジメな人間を育てようとやっ器になっていますが、そのおかげで最終的には激務の仕事で自殺とかしてしまったら、どうですかね?
ちょっと脱線しますけど、マジメな人って人間性はイイですけど、モテないですし面白くないですよね。シャレが通じない人も多いですしでも、今までは会社でマジメいやってれば人生うまくいく時代だったのもあります。ただ、今では会社でマジメにやっていてもヘタすりゃ命を落とす時代ですから、自分の生き方とか、キャラとかも考えたほうがイイですよ。
そもそも、そこまで追い込まれる会社にいる必要ってあるの?と思う
仕事でストレスが溜まって限界、頭がおかしくなりそうだ・・・っていうくらい追い詰められる。
これって、そこまでしてその会社にいる意味あるの?と思いますよね。誰でも思います。でも結局だいたい、体を壊酢まで働いたり、下手すると過労死、過労自殺するまでやってしまいます。
そう、もうこれって自分で自分の身を守るしかないんですよね。その方法って誰も教えてくれません。親とかでもヘタすると
「お前の我慢が足りないんじゃないのか?」
とか言ってくる親もいます。これだと高確率で体を壊しますし、下手すると死にます。こういう親って悪気があるわけじゃあないんですよね。
自分の体験を語っているだけです。親の時代とかは我慢すればだれでもある程度給料も上がった時代なので、ストレスが同じ程度でも「精神的」にはまだ余裕があった時代でしたからね。
今は、ただ働くだけで永遠にそれが定年まで続く・・・そんなことを知ってしまうとそりゃ誰だって絶望しますよ。
そいう言うわたしも、一度うつ病で体が動かなくなるくらいになってから、やっと気づいたくらいですからね。こういう記事書いて熱っぽく語っても気付かない人は気づかないです。
ただ、一人でもいいので、仕事なんかよりも自分の身体の方が大事だよ・・・・ってことに気づくことができればそれでいいと思っています。