ノルマ地獄に追われる毎日 でも成績を上げても出世しない給料も上がらない「これおかしくね?」と思い始めた

しかめっ面する営業

新卒で入った地方銀行で営業をやって5年の月日が流れていました。

 

20代後半になって、さらに営業のノルマもきつくなり、後輩の指導もしつつ自分の営業成績もキープしないといけないというかなりきつい状況での生活が続いていました。

 

あいかわらず上司からの罵声やしつこい残業もあり、精神的には限界を超えている状態での営業の仕事でしたね。

 

こんな状態で仕事を続けているので、年に何人かは知り合いが退職しきます。そりゃ辞めるわな・・・とか思いながらも

 

私は同時「まじめな性格」だったので、こんな状況でも仕事を割と頑張っていました。

 

でも、実はそういう人間ほどブラック企業にとっては「美味しい奴隷」なんですねよ。

ジメに仕事をしてくれる奴隷を使い捨てしていく・・・これがブラック企業の神髄であり本質です。

 

そんなことも知らずに、黙々と働いていた私。新卒で勤め始めてから、大学の時に付き合っていた彼女とも会えない日々が続き結局自然消滅していました。というより、友人とつるんで遊ぶのなんてほとんどしていません。友だちとも疎遠になってほとんど連絡を取る友人もいなくなっていました。

 

だって休日は休日にしか行けないお客さんのところに「サービス無給」で行っていたり、地域のイベントとかに引っ張り出されたりろくに休日もありません。たまの休みはひたすら体を休めるために、一日中寝ているような生活がずっと続いていました。

 

営業成績が良くても給料が上がらない 上司に媚びを売ってる奴だけが上に行く「おかしくね?」と思い始めた

そんな状況で仕事をしていても、だんだんと「洗脳」的なものが解けてくるようになってきました。

 

いくらまじめな性格で洗脳されていると言って「これおかしくね??」と思い始めるもんなんですよ。

 

マジメに仕事をしていたせいで、けっこう営業成績は上位の方でした。でも営業成績が上位だからといってボーナスが

 

上がるわけでもなく、上がったとしても1万円とかその程度ですすからね。

 

営業成績が最下位でもトップでも年間一万円くらいの給料の差が出ないわけです。

 

そして、上の30代くらいの世代になると係長、課長になっていく人もいるんですけど、あきらかに

 

「上司に媚び売ってる人だけ」

 

が出世していきます。これがものすごくおかしいといか決定的に「奴隷洗脳」が解けていくきっかけになった要因です。

 

実際、こういう「上司に媚びを売ってる人」っていうのは自分が上司になると、部下にものすごいパワハラをします。ほとんど例外なしですね。

 

そりゃそうですよね。仕事ができるとか、人間性とかを見てないんですから、肩書をもらえば「いばるだけの上司」になるに決まっています。

 

そんな状況をずっと見ていると

 

「これっておかしくね??てかこの会社ヤバくないか?」

 

と思い始めます。それと同時にネットも普及してきて、「ブラック企業」という用語も出回ってきた時代です。

 

こういった社員を奴隷としか見ていない会社が、ほかにもいくらでもあるというのが分かってきたんですね。当然金融もブラック企業偏差値はランキングで上位でした。

 

それと同時に従業員にやさしい「ホワイト企業」の存在もわかるようになってきたんですね。ネットのおかげです。

 

そして、28歳のころ「奴隷洗脳」が解けていくことになります。

 

給料が上がってもたかが知れていて、そしてこのままでは「仕事」だけしている人生になると恐怖を感じるようになってきた

 

「奴隷洗脳」が解けてくると、だんだんと

 

「この会社を辞めて別の会社に行こう」

 

という気持ちが高まってきます。というか、今までこんなに仕事をしても、給料が上がっていかない。媚びを売ることでした

 

出世できない、しかも今まで20代という時期を「仕事だけしかしていない」生活にある意味恐怖を感じるようになってました。

 

「このままずっとこんな生活こんな人生を送っていくのが怖い」

 

と、焦りというより「恐怖」を感じてきたんですよね。

 

そうなってくるともう、この会社を辞めて自分の人生を充実して生きていける会社に入りたい・・・

 

という願望がものすごく強くなってました。

 

でも、根がまじめでしかもまだ「奴隷洗脳」がまだ完全の解けきっていないのもあり、ズルズルと1年ほどそのまま勤めていくことになります。

でも、その後決定的なことが起こるわけです。「うつ病」を発症してしまうんですよね。

 

そんな折、なんだか疲れていても眠れなくなる「うつ病」の症状が出始めてくる・・・・・

 

29歳になって半年くらい経ったときに、

 

「仕事でボロボロに疲れ切っているのに眠れない」

 

という症状が出て決まました。今考えると典型的なわかりやすい「うつ病」の症状だったわけです。ただ、頭の悪い私はその時はまだ自分が「うつ病」だなんて夢にも思っていませんでした。

 

今考えるとこの症状が出た時点で会社を休むのが普通です。でもマジメな人ほど

 

「まだ大丈夫だ、まだやれる」

 

みたいな根拠のないことを考えてしまうんですね。

 

ああ、ほんとに「まじめに仕事をする人は素晴らしい」

 

「体を壊しても仕事する人はかっこいい」

 

「俺は熱があっても仕事に来るぞ」

 

みたいにドヤ顔で言っている人と同じだったんですね。今ではこういうの人や言葉を聞くとは吐き気がします。

 

身体があっての人生ですからね。そんな症状が出てもだましだまし仕事をしていた「ツケ」が一気に噴出することになります。

 

→過労が限界でうつ病を発症する 体が動かない死にたいと毎日思うこの悲しみ なんでこんなことになったんだ? に続く