「既卒者」という言葉があります。これは、就職が決まらない学生がそのまま学校を卒業して、そのまま無職やフリーターなどになることを言います。
世間では、
「既卒になると就職が厳しい」
「新卒カードを逃してしまったら人生オワコン」
「ああもうだめだ既卒」
みたいにさんざん言われています。
たしかに新卒に比べると不利なことばかりです。いきなり、職歴も技能もないのに「中途採用」と同じ扱いで就職戦線に放り出されるからです。いきなり即戦力になれるわけありませんし、なろうと思っても無理な話です。
年齢が数年違うだけで、卒業しているか在職しているかだけでここまで扱いが違うのも日本の採用状況が完全に歪んでいるからですね。新卒一括採用は日本独特のシステムになっています。それは今後変わっていくことはないでしょう。
ただ、近年では「第二新卒」の枠も出てきて、既卒の学生も以前より就職をしやすくなってきました。
個人的には、新卒カード使って大企業に入っても、大企業ってけっこうブラック企業が多いんですよね。新入社員が自殺した某大手広告代理店も大学生が入りたい企業のランキングでは上位にいます。
まあ・・・・大企業に入っても仕事が激務で自殺するくらいなら、仕事内容がしっかりした成長力のある中小企業のほうが47倍いいと思いますけどね。そのあたりは一度激務を経験したことのある人なラよくわかると思います。
新卒カードで入った会社が激務じゃないならそれでいいんですけど、めっちゃ激務だったらたいていの人は、「仕事はユルイ方がイイ」っておもいますからね。最悪自殺とかしタラ意味ないですから。
第二新卒でじっくりと成長する会社を選んでいくのってそんなに悪くないですよ。
既卒者が一番気にするべきは、職歴なしでズルズルすごしてしまうこと バイトとかやってフリーターになったらジ・エンドってことです
既卒者が一番気を付けるべきは「もう既卒になったからイイや就職だめだわ」と投げやりになってしまうことです。
これって意外と多いんですよねこういうマインドになってしまうことが。たしかに就活をがんばった人が内定を取れないとかなり心が折られます。 そうするとこのままずるずるフリーターを続けてしまうという現象が高確率で起こってくるんよね。
20代前半くらいでフリーターって結構楽しいです。責任もないですし、自由時間もあってけっこうハマってしまうんですよね。 ただ、実はこの20代前半が既卒の就職に一番大事な時期なんですよね。「第二新卒」の枠は25歳までがほとんどです。 更に言うと20代のうちに正社員にならないと未経験でOKという仕事はほぼ20代でしか求人がありません。
ちょっとしたマインドのゆるみがあるとアッという間に30歳になってしまいます。こうなると就職がきついのは目にいていますよね。
まず既卒が大事なのは、内定が無くてそのまま卒業してしまっても腐ることなく就職活動を続けることが大事です。
もしくは見分を広げるために海外を見に行くとか、何か技能を身に着けるために勉強をするために専門学校に通うとかそういう選択なら数年の無職の期間があっても、就職活動ではマイナスになりません。うまくいけばプラスの用ウインになります。
ただ言えることはダラダラとフリーターやただ、無職で遊んでいると状況がどんどん悪化してきてしまいます。
まあこれよくある話なんですよね。ちょっと軽い気持ちでバイトやって、そのままフリーターになってしまって30代とかになって人生詰むみたいなよくあるパターンです。
フリーターって昔はやりましたけど1ミリもメリットないですからね。そもそもバイトってナンバーワンで効率の悪い働き方ですからね。やっすい時給で働いて、有給休暇もないですし休んだら金にならないですしね。しかもいつ首になるかもわからないですし、踏んだり蹴ったりです。そんなフリーターになって一生過ごすのってキッツい人生が待ってますよ。
関連記事:30代でフリーターになると人生が詰む
焦ってブラック企業につかまらないようにすることも大事 テキトーん会社にはいるとだいたいブラック企業ですからね(;´Д`)
「既卒だからどこでもいいから就職しなきゃ」と思い焦って就活をしている人も多いでしょう。就職活動をがんばるのはとても大切なことです。
ただ、その時視野がせまくなって、ブラック企業の求人に簡単にハマってしまうことに気を付けなければなりません。
ブラック企業はハローワークや求人誌にいくらでも求人が載っています。ちょっと焦って「どんな会社でもイイや」とあまり調べずに就職してしまうと、ブラック企業の術中にはまってしまいます。
ブラック企業は若い人材は喉から手が出るほど欲しいわけです。若い人材を奴隷として使って、数年間もてばいいくらいのモノとして見ています。使えるだけ使って、そのあとのケアなどは当然考えていません。
そういう企業にハマりやすいのが既卒で焦って就活をしている若者です。ブラック企業は面接のときなどうまい言葉で内定されるのがとてもうまいです。
そして当然求人内容や面接とは全く違う労働条件で働かせるというのが常套の手口になっています。
こういうブラック企業にハマらないためには、既卒だからといって焦って就活をするのではなく、しっかりと情報収取をして
「第二新卒」の枠で採用している会社を先手くするのがベターです。第二新卒の就活エージェントとか使えば、ブラック企業とかはまあ少ないですし、だいたいブラック企業って求人とか面接の段階で「おかしいな」ってのがフツーだったらわかります。
ブラック企業ってちょっと常識から外れてるような面接とか面接官の言動とか、そもそも働いてる人をチェックすればだいたいわかりますしね。従業員の目が死んでいたらブラック企業ですからね。働いている従業員の様子は面接行ったときとかにチェックしておいたほうがイイですマジで。
既卒の就活は大企業ばかりを狙ういわゆる「イメージ先行」ってのは致命傷になりますから気を付けてください
既卒の就活では、現実的に大企業って無理っすよ。大企業ってのは新卒カードでの就活でいくらでも人材があつまるので、あえて中途募集とかしないすからね。
でも、実際、大企業って上述しましたけどブラック企業とかも多いでしょ?激務で自殺者が出るのってどっちかっていうと大企業のほうが多いです。人間関係も超複雑ですしね。
既卒の就活では、
「成長していく中小企業」
「独自のビジネスモデルを持つ会社」
「ある分野で独占的なシェアのある会社」
「特許を取得している会社」
こういった視点で会社を選んでくださいね。
なんとなくクリーンなイメージとか、なんとなくいい会社だとかそういったイメージとか、名前聞いたことがあるからいい会社だとか、そういったクソみたいな会社の選び方だけはやめてくださいね。
特に会社が成長していくかどうかってのは最も会社選びで重要な要素です。この会社の成長性をちゃんと調べて会社を選ぶべきなんですよね。
会社が成長していけば、当然ですけど給料も上がっていきますし、ポストも増えるので出世しやすくなりますし、イイことだらけです。会社の規模が大きいだけの大企業だと、給料のベースはいいかもしれませんが、下手すると給料が下がったりポストがいっぱいで出世なんかもまともにできないケースがかなり多いですしね。
こういった企業の成長度合いを把握したほうがいいですよ。大企業とかって、たいてい衰退期んい入ってるので、選ぶ会社がどの位置にいるのかをじっくりリサーチしたほうがいいですよ。
今では既卒でも「第二新卒」の枠もあるので大企業は無理でも普通に就職できる
既卒の狙う場所は「第二新卒」の枠です。近年は、若い人材が欲しい中規模な会社などで「第二新卒」の枠を募集しているところが多いです。 大企業ではあまり見かけませんが、ここで選ぶべきは「優良は今後伸びていくであろう中規模な会社」が一番のねらい目です。
どうしても大企業がバリに目が行きがちですが、日本は大企業以外の会社が8割を占めています。8割以上は大企業以外で働いているですよね。
そういう会社でも今後伸びていくであろう優良な会社はたくさんあります。ここで大事なのはそういう優良な会社の求人情報をどれだけ調べることができるかがキモになってきます。
ただ、自分ひとりでそういう良い求人を調べるのはかなり苦労があります。求人誌などには載ってない案件もあるからです。
そこで「転職エージェント」の利用をおススメします。「既卒なのに転職エージェントなの?」と思うかもしれませんが、
転職エージェントは既卒も扱っていますし、クローズド求人も豊富にかかえています。クローズド求人は転職エージェントに企業が募集を依頼している求人で、求人誌などには掲載されません。 しかも、エージェントが企業を選別しているので、ブラック企業があたるということはありません。
そういう安心感と効率を考えると転職エージェントの利用は必然になってきます。
優良なの転職エージェントは下記のとおりです。転職エージェントは登録・利用とも無料です。
1.JAIC(ジェイック)
2.就職Shop
3.若者正社員チャレンジ
JAIC(ジェイック)の特徴は登録者の就職への希望を最大限に尊重した求人紹介が特徴です。
アドバイザーが第二新卒での就活について、あなたの立場に沿って転職活動をサポートしてくれます。
求人を探すところから面接対策までしっかりとしたサポートをしてくれて、優良な求人と豊富なアドバイスで最も安心して転職活動を行うことができるエージェントです。
JAIC(ジェイック)の登録は公式ページの無料登録フォームに名前、住所、アドレス、TEL番号が必須項目になってりるので入力して登録します。登録は1分ほどで完了します。
登録完了後にエージェントから確認のTELが入りますからTELは出てくださいね(;´Д`) エージェントやさしいですから大丈夫ですよ笑。
自分の希望の求人を紹介してもらって就活ができるかどうか判断するときにも、アドバイスをもらうことができるので、就活に不安がある人は求人を紹介してもらうだけでもいい会社に出会うことができる可能性がグッと高まりますよ。
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JAIC(ジェイック)だけだと求人の幅がたりない、担当者と相性があわない・・・と言った場合は「就職shop」や「若者正社員チャレンジ」を選択しましょう。
就職shopも若者正社員チャレンジも大手エージェントであり、求人数・アドバイザーの質ともジェイックに引けを取りませんし、もちろん併用もOKです。
併用のメリットは、求人を幅広く視れることと、エージェントとの相性を選ぶことができるということです。普段から優良な求人と出会うためには幅広く求人を紹介してもらう必要があるからです。
・就職Shop (公式サイト)
・若者正社員チャレンジ事業 (公式サイト)
既卒で就活が厳しいってのは、ぶっちゃけ新卒の就活が緩すぎるからなんですよね。というか完全に新卒の就活とは別物ですからね。
でも、帰って下手に人気だけの大企業に入って、激務でブラックな生活をするよりはいいと思うんですけどね。大企業、大企業とかいって私も新卒入社で大企業に入りましたけど、ノルマ地獄とパラハラ地獄でノックアウトされた口ですからね。
でもまあ転職してまともな会社に入れたのでよしとしています。ぶっちゃけ会社を見る目は良くなりましたよ。もうブラック企業とかを選ぶことはもうないでしょうね。